ＳＫＥのイベント 警備を強化へ

5月26日 15時28分

２５日、岩手県で行われたＡＫＢ４８の握手会でメンバーらが男に切りつけられた事件を受け、名古屋市の栄を拠点に活動する姉妹グループ、ＳＫＥ４８は、公演のあとにメンバーと観客が手を合わせる「ハイタッチ」を見送るなど、イベントでの警備などの対応を強化することになりました。

運営会社の「ＡＫＳ」によりますと、２６日午後６時半から名古屋市中区の専用劇場で行われる公演は予定どおり実施するということです。
しかし、観客席の最前列の席を空けて舞台との距離を通常よりも広げるほか、公演のあとにメンバーと観客とが手を高く上げて合わせる「ハイタッチ」をしばらくは見送るなど、警備などの対応を強化するということです。
また、２５日は名古屋市港区で握手会を開いていましたが、事件を受け、途中で中止したということです。
ＳＫＥ４８の専用劇場の周辺では、午前中から事件の影響などを心配したファンの人たちが訪れていました。
５２歳のファンの男性は「きのうの握手会が中止になったので残念でした。今後、ＳＫＥ４８のイベントが中止されないか心配です」と話していました。
運営会社は「今後の対応については随時ホームページなどで知らせていきたい」と話しています。