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東日本大震災(福島原発)(ニュース特集)

原発メディア監視、代理店が落札 エネ庁から7千万で

 経済産業省資源エネルギー庁が原発に関するメディア情報の監視をしていた問題で、2011年度の事業を広告代理店のアサツーディ・ケイ(東京)が約7千万円で落札し契約が決まったことが28日、同庁などへの取材で分かった。

 事業は「原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)」で、監視対象は短文投稿サイト「ツイッター」やブログなどのインターネット情報。同庁によると、入札には2社が応募し、企画内容と価格を総合的に勘案して同社に決まった。事業は来年3月まで。

 アサツーディ・ケイは「(事業が)福島県における風評被害を防止するという目的なので応募した」としている。

 エネ庁は類似の事業を08~10年度も実施。計約4千万円で外部委託し、電力会社幹部が理事などを務める団体が受注してきた。

(2011年7月28日)


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