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「スーパーカブ」立体商標に登録へ5月26日 15時28分
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半世紀以上にわたって世界各地で販売されているホンダのオートバイ「スーパーカブ」が、立体的な形状を商標とする「立体商標」に、乗り物として初めて登録されることになりました。
ホンダによりますと1958年以降、世界各地で累計8700万台余りが販売されているオートバイ「スーパーカブ」の車体の形状がこのほど「立体商標」として登録されることが特許庁に認められたということです。
立体商標は、立体的な形状が一見して他社の商品と識別できるものについて、商標法で保護する制度で、これまで飲料品の容器などが登録された例があります。
ホンダは今後、ブランド力の維持にも役立つなどとして登録を申請したもので、乗り物が日本で立体商標に登録されるのは、初めてだということです。
スーパーカブの形状が、法律で保護されるのは今のところ国内のみですが、アジアでは模倣品も流通していることから、ホンダとしては新興国での知的財産に関する制度作りが進めば、順次、登録を目指したいとしています。
ホンダの別所弘和部長は「日本での立体商標の登録が世界で最もハードルが高いとされているので、今回の登録が各国での登録への追い風になるだろう」と話しています。
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