AKB48握手会事件の影響広がる - 姉妹グループ公演は警備強化で実施

写真: マイナビニュース

25日に岩手県滝沢市で行われたAKB48の握手会イベントで、メンバーの入山杏奈と川栄李奈らが刃物を持った男に襲われる事件が発生した。AKB48グループの各イベントに、その事件の影響が広がっている。

AKB48の運営は、26日に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われる予定だったチーム4の公演を中止し、同所を休館。そのほか、同日に石川県内で開催を予定していた「AKB48 全国7箇所で開催する握手会」についても、延期を決定した。また、姉妹ユニット・NMB48の運営は同日に大阪・なんばグランド花月で行われる予定だった「NMB48 feat. 吉本新喜劇」第9回を「改めて警備体制の構築・チェックをしてまいりましたが万全を期すため」という理由で延期。

一方、同日に行われる姉妹ユニットの各劇場公演(SKE48:チームE「手をつなぎながら」公演/NMB48:チームBII「逆上がり」公演/HKT48:ひまわり組「パジャマドライブ」公演　※共に18:30開演)は、警備体制を強化した上で通常通り実施。各オフィシャルサイトで、「今後、手荷物などのお持ち込みなどにつきまして、ご不便をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけている。

25日の岩手県滝沢市の岩手産業文化センター・アピオでは33rdシングル「ハート・エレキ」、35thシングル「前しか向かねえ」の購入者を対象にした握手会が行われており、17:00頃に事件が発生した。入山と川栄のほか、2人を守ろうとした会場整理スタッフ1人が手などを負傷。3人は病院に搬送され、手術などの治療を行った。