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外食売り上げ 消費増税後もプラス5月26日 17時02分
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全国の外食産業の先月の売り上げは、消費税率の引き上げによる消費者の節約意識の影響が限定的だったことから、前の年の同じ月を2%余り上回りました。
「日本フードサービス協会」によりますと、全国の大手外食チェーンの先月の売り上げは、前の年の同じ月を2.3%上回って、2か月連続でプラスとなりました。
業態別に見ますと、ファミリーレストランは、消費税率の引き上げによる消費者の節約意識の影響が限定的だったことや、新たなメニューを相次いで投入するなどの対策をとったことから、売り上げは5%のプラスとなりました。
一方、牛丼やハンバーガーなどのファストフードは、増税に伴う値上げを行ったチェーンで来店客が減ったことなどから、全体では0.9%のプラスにとどまりました。
日本フードサービス協会は、「今のところ消費増税の影響は一部にとどまっており、今月に入ってからも売り上げが堅調だという企業が多い」と話しています。
ただ、一部のチェーン店でアルバイト従業員が集まらずに閉店に追い込まれるなど、これまで好調だった外食産業の売り上げに人手不足が水を差しかねない事態も懸念されています。
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