超党派の日中友好議員連盟(会長・高村正彦自民党副総裁)メンバーは4日夜、中日友好協会会長の唐家璇元国務委員と北京市内で会談した。習近平政権の指導部との会談を要請しており、冷却化した日中関係を改善する糸口を探り、日中首脳会談の環境を整備したい考えだ。
訪中団には高村氏のほか岡田克也民主党元代表、北側一雄公明党副代表、園田博之日本維新の会副幹事長らが参加した。5日には、習国家主席と近いとされる中国人民対外友好協会の李小林会長と会談。6日に帰国する。
2012年12月の安倍政権発足以来、沖縄県・尖閣諸島をめぐる対立や安倍晋三首相の靖国神社参拝などもあり、日中首脳会談は実現していない。
高村氏らは4日午後、民間機で北京国際空港に到着した。〔共同〕
高村正彦、習近平、岡田克也、北側一雄、園田博之、安倍晋三、元国務委員