春から秋まで楽しめる!洞爺湖ロングラン花火大会を鑑賞船で

記事作成日:2014/05/24 22:23:27 │ 最終更新日:2014/05/26 15:31:45

夏の風物詩、花火大会。北海道の洞爺湖では花火大会が春から秋まで、なんと半年間の間、毎日開催されています。今回はこの湖面を彩る花火大会を、観光船で花火の裏側に回って鑑賞できる「裏花火クルーズ」をご紹介します。洞爺湖ロングラン花火大会は開催期間が長いため、人出が分散され、混雑することがあまりありません。真夏の花火大会の大混雑に疲れた人には是非おすすめしたい花火大会です。

混雑知らずの花火大会

写真:みぃ

洞爺湖ロングラン花火大会の最大の魅力は、開催期間がズバ抜けて長いこと。1年の半分近くの日数で開催されており、2014年は4月28日から10月31日までの187日。花火といえば夏の風物詩ですが、洞爺湖ですと春から秋まで楽しめるのです。これだけ長期間の開催なので混雑することもめったになく、また、湖畔の広い範囲で見ることができるので、本州の花火大会では考えられないくらいのんびり鑑賞することができます。

ホテルの部屋からも見ることができますので、開催時刻が近づくと、宿泊客は部屋の窓に張り付いてスタンバイしています。

観光船で湖上から鑑賞

写真:みぃ

洞爺湖汽船が運航する中世の古城をイメージした「エスポアール」。日中は洞爺湖の観光船として活躍していますが、夜になると花火の時間に合わせて花火鑑賞船へと早変わり!船に乗り込むと、「花火は進行方向右側に見えます!」と係りの方が教えてくれます。普通ならここで場所取りをするのですが、曜日にもよりますが洞爺湖ロングラン花火は混雑知らず。乗客は室内の右側席にいたり、デッキの右側でスタンバイしたりと様々ですが、まだまだ右側には余裕のある様子。

毎年花火大会の混雑ぶりにうんざりされている方は、洞爺湖ロングラン花火大会はおすすめです!

裏花火クルーズ

写真:みぃ

洞爺湖汽船の花火鑑賞船は「裏花火クルーズ」と呼ばれることも。岸から見るのと反対側から花火を見ることができるので、そのように呼ばれます。

岸から見ると、真っ暗な景色をバックに花火が上がりますが、裏花火クルーズでは、湖畔をバックに花火が上がることになります。ちょうど花火の足元辺りに湖畔沿いの明かりが見え、湖面に映って華やかに見えます。

移動する打ち上げ船

写真:みぃ

洞爺湖ロングラン花火大会では、湖上から花火を打ち上げるのですが、その打ち上げ船が花火を打ち上げながら移動していくのを、この花火鑑賞船が追いかけていきます。ですので、花火鑑賞船に乗船すると、常にベストポイントで花火を見ることができるのです。

デッキでは多くの人がカメラを構え、一心不乱に写真を撮っています。カメラと実際の景色を交互に眺めながらクルーズを忙しく楽しむ姿も。
フィナーレでは大きな歓声と、その後の拍手。30分ほどのクルーズの終了です。

ひとこと

日中は暑くても、夜の湖上は風があって寒く感じることがあります。不要だと思っていても、羽織れるものを1枚用意していくと、最後まで楽しく花火を鑑賞することができます。
また、乗船券は、洞爺湖汽船のホームページのサービスクーポンをプリントアウトしていくと、10%の割引が受けられます(2014年5月現在)。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/11−2014/05/12 訪問

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古いもの、日本的なものが好きで、よく京都を歩いています。琵琶湖・世界遺産の高野山にも度々出かけ、寺院・仏閣を訪ね歩くこともしばしば。とはいえ、森や山も好きなので、有給と代休を駆使して日本全国の自然を旅…

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