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26 May 2014 05:32

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劇場休館、握手会は延期…小野恵令奈さんも怒り

読売新聞 5月26日(月)14時10分配信

 東京、名古屋、大阪、福岡の4都市で専用劇場を運営し、「会いに行けるアイドル」としてファンを集めてきたAKB48グループ。

 事件を受け、ファンとの握手会などイベントの警備態勢の見直しを迫られた。

 戸賀崎智信・同グループカスタマーセンター長は26日、インターネットの会員制交流サイトで事件を報告。「メンバーもスタッフも1番大切にしていた」握手会での事件に憤りを示し、「事件が起きてしまった以上、抜本的な改革をしなければならない」と表明。「二度とこのような事件を起こせない環境」を作り、円滑なイベント運営に全力を尽くすとした。

 公演の中止・延期も出始めた。AKB48劇場は26日の公演中止・休館を発表。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する「TSUTAYA」でシングルを購入した人向けに、26日に金沢市で予定されていたAKB48の握手会イベントは延期に。開催予定の全国7か所のうち6か所目で、同社は「今後の開催については協議中」としている。

 大阪の姉妹グループ「NMB48」も、26日午前9時から大阪・なんばグランド花月で予定していた「NMB48 feat. 吉本新喜劇」を延期した。改めて警備態勢をチェックし、万全を期すためで、代替公演日は未定。ただ、午後6時半からのNMB48劇場での公演は、警備態勢などを強化したうえで実施するという。

 AKB48の元メンバーでタレントの小野恵令奈さんは、ツイッターで、「こんな事件絶対起きちゃいけない。怪我(けが)が治ったとしても今日心に負った傷は絶対に治らない」と怒りをあらわにした。また、けがをしたメンバーが戻ってきた時には「ファンの皆さんの力が必要」と呼び掛けた。

最終更新:5月26日(月)14時10分

読売新聞

 

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