だから中学受験も一般的な数字に東京だから若干盛って「中受するのはクラスで数人くらいでしょ?」と軽く考えてましたが、なんか例年そんなものではないみたいです。
??それほど中学受験塾行ってる感じはしないのだけど・・・・・・
リセマムでも東京都調査、公立小から私立中への進学率は16.3%…千代田区は39%とか記事になってますけど一次情報の確認重要ですw
中受の「受験」率じゃないですよ、中受して「進学」する率ですよ。
これは同じ東京でも「中学受験」というものに対して温度感的に話が通じないレベルです。
中でも千代田区が完全に頭一つ高いのは、唯一の区立中高一貫校、千代田区立九段中等教育学校の存在があるからかと思います。(実際24年度で区立中等教育学校=九段中等教育学校進学分の数字を除くと他の都心4区同様の41.77%になります)
そもそもなんで千代田区だけ「区立」の中高一貫校作ったの?というのは不思議ではあったのですが数字見てうっすらですけどお察しいたしました。ただでさえ数少ない公立小の半分も公立中に行ってくれないのです。中等教育学校で魅力化して、外部から人を集めないと区の中学教育が絶滅の危機で大変だとかそういうことなのでしょう。
次に新宿・台東・杉並・豊島区と武蔵野市が続きます。
さらに一段階落ちて品川・大田・中野区と三鷹市。江東区も伸びてきてここに入ってきました。ここまでが区部平均以上。
あとは都平均程度の20%を確保している、北・練馬区と調布・国分寺・国立市です。
わかりやすく富裕層が住んでいそうなエリアが中受進学率も高いのですけど、いわゆる有名校が多く集積しているエリア至近でもあります。
それなりにお金もあって、通いやすいところに「いい学校」がある。じゃあ受験しようか的な考えがベースなのでしょう。(受験のために引っ越すガツガツ系の人もいますけど)しかも区内/市内も一様ではありません。小中学校学区単位ではさらに濃淡あるでしょう。
グロービスの堀義人さんもこんなことを書いています。
もちろん塾やら通信教育やらして中学受験する「教育熱心な家庭」でも勘違い的な熱心さで親子共々学校を軽視したりすることもありますし、逆に中学受験しなくとも優秀かつ実にしっかりした考え方の親子もいます。
チョビ助地元の中学を見ても上澄みが抜けた残り、という雰囲気はほとんどないです。それなりにお金もあって、通いやすいところに「いい学校」がある。じゃあ受験しようか的な考えがベースなのでしょう。(受験のために引っ越すガツガツ系の人もいますけど)しかも区内/市内も一様ではありません。小中学校学区単位ではさらに濃淡あるでしょう。
僕が育ったような水戸の田舎の環境と違い、東京においてはまったく違う環境が存在していた。つまり、教育熱心な家庭の子供は、中学受験をする傾向が強いという、特殊な環境なのだ。長男の小学校では、1/3から半分が中学受験をする。自分で考えてもぞっとするのだが、もしも仮に僕が通っていた中学校のトップ20%〜30%の人が、その学校にいないと仮定しよう。そうすると、僕のいた中学校は、どういう光景となるのであろうか。最近、公立校が「荒れている」とか「学級崩壊」していると言われるが、それはある程度は、納得できる気がする。教育熱心な家庭の子供が公立校には通わないのであれば、僕の中学校ですら、まったく違う校風となっていた可能性があるのだ。
中受熱の高いところは区立小中で要求されるのと桁違いにトレーニングされているので、当然
点数は取れるとは思いますが、キレイにラインに乗るものですね。
千代田区はブログにも書きましたが、区民優遇合格な区立中高一貫校がありますので、その分を
除いたデータのほうがいいかもしれません。
あとわたしも不用意に(深い考えなしに)富裕層とか書きましたが、富裕層相関判定する場合は
むしろ国都立中・区立中高一貫校都のデータを無理にたさずにそのまま私立進学のデータのみで
調べたほうが実態に近いのかもしれません。