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ページが切り取られた本の展示会5月26日 10時59分
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図書館の利用者に、本を借りる際のマナーについて考えてもらおうと、東京・小平市の図書館が、ページを切り取られたり、汚されたりして、貸し出しができなくなった本の展示会を開いています。
この展示会は、小平市立小川西町図書館が開いていて、会場には、貸し出しができなくなった本や雑誌など35点が展示されています。
このうち、料理の作り方をまとめた雑誌は、チョコレートケーキのレシピの部分がまるごと切り取られています。
またノーベル賞作家の大江健三郎さんの小説の文庫本は、およそ50ページが破り取られています。
この図書館では、所蔵するおよそ12万冊のうち、毎年100冊ほどがこうした被害に遭い、廃棄されているということです。
小川西町図書館の石橋宏士主事は「うっかり汚してしまうのはある程度しかたないが、わざと傷つけたとしか思えないケースがあるのは残念だ。マナーを守って利用してほしい」と話していました。
この展示会は来月18日まで開かれています。
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