近畿大学(大阪府)は「KINKI UNIVERSITY」だった大学英文名称を「KINDAI UNIVERSITY」に変更(来年4月から)することを20日に発表した。英語の新名称では「近大大学」になってしまうが、それでも「KINKI」よりはマシとの判断だ。なんで? 実は、我々が当たり前に発している日本語も、外国人にとっては奇妙な単語に聞こえることがある。今回の名称変更もそれが理由だが、そんな言葉を調べてみると――。
同大は「近畿」の呼び方が「英語で発音した場合『KINKY』(風変わり)と聞こえる場合もあり、従来名称変更を検討していました。今後、留学生募集を拡大していく上で、障壁にならないよう配慮した」との考えを明かした。
同大は「風変わり」と訳しているわけだが、バイリンガルの日本人女性は「英語だと『性的に異常』とか『変態』という意味です」と語る。実際、門の前で記念撮影する外国人もいるという。
それならジャニーズのアイドルグループ「KinKi Kids」はどうなんだ?など議論は尽きないが、中国の「珍宝島」や、ヨルダンの「マンジル」、チリ・イースター島の「アナオケケ」には、日本人が興味をそそられるかもしれない。
このような言葉は少なくない。外国人の友人が多い男性によると「日本の有名な防虫剤『ミセスロイド』は、英語で『痔(ヘモロイド)の奥さん』と聞こえることもあるようです」。
日本の家庭で愛される飲料「カルピス」は「カウ(牛)ピス(小便)に聞こえるため、英語圏では「カルピコ」として売られている。プリンターの「カラリオ」がポルトガル語では「金玉」と聞こえることは、かつて本紙が報じたところだ。
また、マレーシアやインドネシアなどのマレー語圏は、シモネタ大好きな日本人にはたまらない。マレーシアに住んだ経験のある男性は「日本語の『お茶わん』はマレー語で『マ×コ』です。同じく『指輪』は『チンチン』です」と話す。
飲食店で店員に「取り皿」をもらうときは「ミンタ(=ください)マ×コ」と言うのだそうだ。男性が女性に愛を伝えるときに渡すのは「婚約チンチン」だ。
「ニヤニヤしながらお茶わんに指輪をコロンと入れてみたり、お茶わんに指を入れて『手マン』というネタをやるのはマレーシア駐在の日本人の間では鉄板です」(前出男性)
呼称変更の例としては、「エッチ大」とからかわれることの多かった「英知大学」(兵庫県尼崎市)は2007年から「聖トマス大学」に改名した。今回の名称変更を機会に優秀でユーモアのある留学生が増えることが期待される。
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