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AppleのApp Store、検索に改善の余地(上)

2014/05/26

Michael Simon Macworld.com

 今や、ネット上のすべての活動の基盤には検索がある。GoogleやBingでの検索から、Siri、Spotlight、Songzaに至るまで、小さな虫眼鏡と入力エリアの助けが欠かせない。検索機能が何にも増して重要なのは、買い物をする時だ。しかし、iPhoneやiPad用のアプリが欲しいと思っても、米AppleのApp Storeでの検索はうまくいかないことが多い。

 もちろん、お目当てのアプリが具体的に決まっていれば、見つけられる可能性は高い。例えば、「Launch Center Pro」や「Monument Valley」といったアプリが欲しければ、そのアプリ名の先頭数文字を入力するだけで、App Storeの検索フィールドに即座に表示される。

 だが、アプリとの出会いを求めて検索を実行すると、その結果は頼りない。例えば、メモを取るためのアプリで最良のものを探したいと思っても、無関係の結果が大量に表示され、目的のアプリにたどり着くのに時間がかかったり、結局見つけられずに終わったりする可能性が高い。

 そして、やはりAppleらしいと言うべきか、App Storeの検索結果でのランキングの決め方について、同社は固く口を閉ざしている。そのため、開発者もユーザーと同じように困惑している。

 映画情報アプリ「TodoMovies」を開発する独Taphiveの創業者でリードソフトウエアエンジニアのHosam Hassan氏は、「正直、検索結果の算出方法については、何の手がかりも得られていない」と話す。同氏の場合、現時点でiOSのApp Storeで「movies」と検索すると、「Instagram」が7番目、「Pinterest」が10番目、ゲーム「Doodle Jump」が14番目に表示される。ほかにも、映画とはほとんど関係ないアプリや、タイトルに「movies」と入っていないアプリが大量に並ぶ。いずれも、TodoMoviesよりずっと上位だ。

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