片山祐輔による江川紹子への性的侮辱 - 信頼関係がなかった被告人と弁護団
確かに、検察は「事実」を捏造してマスコミにリークする。そして世論を誤った方向に誘導する。だが、今回の片山祐輔の事件について言えば、それと同じことを弁護団と擁護派がやったのだ。ネット媒体を使って虚偽の「事実」を拡散した。それに手を貸したのが、江川紹子や岩上安身や神保哲生であって、それは検察によるマスコミリークの悪弊と全く同じ構図ではないか。
保釈中の真犯人を装ったメール送信についての動機を佐藤氏が母親を早く安心させるため、裁判を早く決着させるためと説明していますがそんなことがあり得るでしょうか。これだけの悪意を見せられているのにそんな整合性のない説明が通ると思っているのでしょうか。旗色の良い状況で母親を安心させるなら余計な事はせずに確実に無罪を勝ち取るのが道理であり、こんな形の決着は下の下です。自滅的な火遊びの欲求に抗えなかった事実を違えてはなりません。佐藤氏も大衆の解釈、分析能力を舐めてそのような小手先の殊勝さを演出すべきではないと思います。
世に倦む日日さまのこの分析は正しいでしょう。
この事件はいろいろ思い出すことがあります。首都圏連続女性殺人事件の小野悦男被告と野崎弁護士の関係、あるいは川田龍平氏と共産党の関係などです。
片山は自分を支援してくれる人たちに感謝するどころか、おそらく憎しみさえ覚えていたでしょう。そしてそれはある意味正しい。彼がウヨのねらーならば、おそらく唾棄すべき相手であるはずの「人権派」の人たちが自分を全く理解していないくせに親切ごかしに寄って来る。最初は相手が自分の言うことを信じている様を見てサディスティックな喜びを覚えていたでしょうが、変な集まりに出席させられたり変な歌を聴かされたり、ともかくウヨのねらーとしては死んでもやりたくないことをさせられて、つくづくいやになっていたと思います。むろん彼らが自分をただの警察検察叩きの「叩き棒」として使っていたことも充分理解していた。片山が薄ら笑いを浮かべていたのは、サディスティックな満足感からでしょう。
この事件は客観的な目を持つことの難しさを教えてくれるます。
この事件はいろいろ思い出すことがあります。首都圏連続女性殺人事件の小野悦男被告と野崎弁護士の関係、あるいは川田龍平氏と共産党の関係などです。
片山は自分を支援してくれる人たちに感謝するどころか、おそらく憎しみさえ覚えていたでしょう。そしてそれはある意味正しい。彼がウヨのねらーならば、おそらく唾棄すべき相手であるはずの「人権派」の人たちが自分を全く理解していないくせに親切ごかしに寄って来る。最初は相手が自分の言うことを信じている様を見てサディスティックな喜びを覚えていたでしょうが、変な集まりに出席させられたり変な歌を聴かされたり、ともかくウヨのねらーとしては死んでもやりたくないことをさせられて、つくづくいやになっていたと思います。むろん彼らが自分をただの警察検察叩きの「叩き棒」として使っていたことも充分理解していた。片山が薄ら笑いを浮かべていたのは、サディスティックな満足感からでしょう。
この事件は客観的な目を持つことの難しさを教えてくれるます。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
そもそも権力批判でさえあれば内容の正当性が問われないっていう発想はおかしい。ありとあらゆる理念、内容、意味が民衆無謬論とバッティングするがだからと言って内容から逃避している。そんな発想が書店を倒錯思想の渦にし、ファシズムの温床を作っている(橋下など)。「無内容は市民のパワー」といった発想はいい加減やめるべき。
似非リベラルは内容の腐敗を批判されると
「市民が権力に怒るきっかけ作ったからいい」
「今は手探り」
と言って逃げてるがそんなことでいいのか問い直すべき。
似非リベラルは内容の腐敗を批判されると
「市民が権力に怒るきっかけ作ったからいい」
「今は手探り」
と言って逃げてるがそんなことでいいのか問い直すべき。
PC遠隔操作事件の一連の騒動が片山被告にとって「ゲーム」であったとするなら、ゲームの主導権を自分が握り、コントロールできていたうちはこの上ない全能感に満たされ本人は幸福だったでしょう。
ところが、いわゆるところの「擁護者」、弁護士やジャーナリストといった事件を政治目的に利用する人々が彼から主導権を奪い、事件がゲームでなくなった時点から片山被告はストレスを募らせていったのではないでしょうか。
そう考えれば江川紹子さんへの暴言に見られる、「主導権を奪った」相手に対する軽蔑や憎悪、メールを送った理由(自分がゲームをコントロールする立場を取り戻したいとする欲求に抗えなかった)も、なんとなく説明がつくような気がします。
この片山被告や小保方さんに共通して感じられるのは、本人たちの中で現実と虚構の境界がきわめて曖昧になってしまっているということでしょうか。
ブログ主さんが別の記事で触れておられたように、それには行き過ぎた価値相対主義思想教育が影響を与えているようにも思えます。
ところが、いわゆるところの「擁護者」、弁護士やジャーナリストといった事件を政治目的に利用する人々が彼から主導権を奪い、事件がゲームでなくなった時点から片山被告はストレスを募らせていったのではないでしょうか。
そう考えれば江川紹子さんへの暴言に見られる、「主導権を奪った」相手に対する軽蔑や憎悪、メールを送った理由(自分がゲームをコントロールする立場を取り戻したいとする欲求に抗えなかった)も、なんとなく説明がつくような気がします。
この片山被告や小保方さんに共通して感じられるのは、本人たちの中で現実と虚構の境界がきわめて曖昧になってしまっているということでしょうか。
ブログ主さんが別の記事で触れておられたように、それには行き過ぎた価値相対主義思想教育が影響を与えているようにも思えます。
片山を冤罪被害者のヒーローとして持ち上げていた人達の多くは片山が自白した後、自分達が単なる捜査手法批判を飛び越えて「検察・警察=完全悪、片山=権力に虐げられる無垢な冤罪被害者」という構図を作り出していた(そしてそれがゆえに批判が返ってきている)ことに頬かむりをして、「自分達は捜査のあり方を批判してただけだから」という言い訳に逃げ込んでいます。江川昭子氏の「私に対して悪いと思う必要はないから」という言葉もそれと同一線上にあるのではないでしょうか。すなわち、「私は捜査のあり方を批判してただけで、貴方を擁護してたつもりはない」から片山は自分に謝らなくてもいいし、同時に片山を冤罪被害者のヒーローに仕立て上げたことの責任も問われる必要はないのだという、擁護者としての批判をかわすためのエクスキューズとしての意味合いがあるように思います。
yourpediaって冗談みたいなサイトかと思ったら、淡々と事実を記していて、本当に参考になりました(笑)。特に前科が悪質なことをあらためて実感します。もちろん予断は慎むべきなのでしょうが、その辺りもう少し慎重に判断できていれば、安易に冤罪説に乗っからなかったのではともおもいますし、逆に警察はプロファイリングでかなり自信を持っていたということなのでしょう。
ただ、これも警察・検察批判の文脈だと「前科で予断を持っている」という攻撃材料になってきたわけですけれど。
ただ、これも警察・検察批判の文脈だと「前科で予断を持っている」という攻撃材料になってきたわけですけれど。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
佐藤弁護士の記者会見を書き起こしたものを読んだ。片山は自分を「悪の経典」の主人公になぞらえていたという。読んだ瞬間、片山のとてつもないプライドの高さを知った。いや、プライドが高い人だろうとは思っていたが。
私は映画は見ていないが原作者の貴志祐介氏の作品がけっこう好きで「悪の経典」も読んでいる。蓮見という主人公は映画では眉目秀麗な伊藤英明が演じた。今日youtubeなどで映画の映像を少し見たが、原作の雰囲気を良く現しているし、伊藤は主人公の雰囲気に合っている。ちなみに主人公は非常に優秀な人間でありかつサイコパスである。
私は前のコメントで片山が薄ら笑いを浮かべていたのはサディスティックな満足感と書いたが、少し説明をする。片山はどうしても佐藤弁護士始め自分を擁護していた人たちの偽善と自分を下に見る視線に耐えられず許せなかったのだ。
私は映画は見ていないが原作者の貴志祐介氏の作品がけっこう好きで「悪の経典」も読んでいる。蓮見という主人公は映画では眉目秀麗な伊藤英明が演じた。今日youtubeなどで映画の映像を少し見たが、原作の雰囲気を良く現しているし、伊藤は主人公の雰囲気に合っている。ちなみに主人公は非常に優秀な人間でありかつサイコパスである。
私は前のコメントで片山が薄ら笑いを浮かべていたのはサディスティックな満足感と書いたが、少し説明をする。片山はどうしても佐藤弁護士始め自分を擁護していた人たちの偽善と自分を下に見る視線に耐えられず許せなかったのだ。
相手が警察検察ならば自分が堂々と喧嘩を売った相手であるし、それなりの敬意を持って戦うが、佐藤弁護士を始めとする「擁護派」はそうではない。彼らは片山のプライドをずたずたに傷つけ、片山を支配しようとした。そんなことは片山とすれば絶対に許せないことであったろう。片山は自分が真犯人だと申し出ることによって、これ以上ない復讐を果たしたのだ。あの「笑い」はそれを表している。
申し訳ありません。間違えていましたね。「悪の経典」ではなく「悪の教典」です。
それからもちろん私自身は片山がやったことは卑劣極まりないと思っています。特に最初誤認逮捕された被害者の方々はお気の毒だし、自白するような取調べをした警察も悪いと思います。もっとも逮捕自体は犯行現場に「指紋」や「足跡」があり、誤認逮捕するように仕向けたのは片山ですが。
ただ江川詔子さんが片山の気持ちがわからないと言っているので説明しただけです。むしろジャーナリストとして長年多くのいろいろな人を見てきて、オウム事件では本当に悪い人間に接したはずの江川さんが片山の気持ちがわからないほうが私には不思議です。
それからもちろん私自身は片山がやったことは卑劣極まりないと思っています。特に最初誤認逮捕された被害者の方々はお気の毒だし、自白するような取調べをした警察も悪いと思います。もっとも逮捕自体は犯行現場に「指紋」や「足跡」があり、誤認逮捕するように仕向けたのは片山ですが。
ただ江川詔子さんが片山の気持ちがわからないと言っているので説明しただけです。むしろジャーナリストとして長年多くのいろいろな人を見てきて、オウム事件では本当に悪い人間に接したはずの江川さんが片山の気持ちがわからないほうが私には不思議です。
片山祐輔、保釈会見で初めて見ましたが、「異形の人」という印象。
今になって思えば、やはり人格のアンバランスは顔に出るのかと。
昨年あたりにNHKで放映された「プロフェッショナル」のなかで高倉健がこんなことを言ってました。
「生き方が顔に出る」
自分も気をつけなければならないとあらためて思います。
今になって思えば、やはり人格のアンバランスは顔に出るのかと。
昨年あたりにNHKで放映された「プロフェッショナル」のなかで高倉健がこんなことを言ってました。
「生き方が顔に出る」
自分も気をつけなければならないとあらためて思います。
カウンターとメール
最新のコメント
片山祐輔、保釈会見で初め.. |
by ゆたか at 04:46 |
立花氏の話は、この問題に.. |
by kuma at 10:20 |
申し訳ありません。間違え.. |
by 梅子 at 04:56 |
相手が警察検察ならば自分.. |
by 梅子 at 23:43 |
佐藤弁護士の記者会見を書.. |
by 梅子 at 23:43 |
石井さまの引用記事、読み.. |
by そまびと at 18:53 |
佐藤氏も江川氏も片山容疑.. |
by まいこ at 16:17 |
小保方氏「これは若山先生.. |
by 石井 at 22:06 |
こちらのブログを拝読し、.. |
by マサト at 18:38 |
yourpediaって冗.. |
by 押田 at 12:35 |
初めまして。 wi.. |
by 桜坂 at 11:51 |
前回の追伸ですが、片山は.. |
by はやぶさ at 07:08 |
権力は腐敗する。これまで.. |
by あらし at 05:46 |
片山を冤罪被害者のヒーロ.. |
by ホログラム at 03:26 |
読んでて気持ちがよかった.. |
by はやぶさ at 00:27 |
PC遠隔操作事件の一連の.. |
by オウンゴール at 22:03 |
そもそも権力批判でさえあ.. |
by ろうのう at 21:47 |
世に倦む日日さまのこの分.. |
by 梅子 at 20:02 |
保釈中の真犯人を装ったメ.. |
by 三隈 at 19:21 |
>変だねさん 問題なの.. |
by tomma at 14:37 |
以前の記事
2014年 05月2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
記事ランキング
1 片山祐輔による江川紹..
2 佐藤博史の蹉跌と江川..
3 若山照彦への裏切りと..
4 6月に崩壊する「ST..
5 集団的自衛権の政局で..
6 小保方晴子とSTAP..
7 笹井芳樹の「STAP..
8 安倍晋三による集団的..
9 小保方擁護の朝日新聞..
10 小保方晴子の不正事件..
2 佐藤博史の蹉跌と江川..
3 若山照彦への裏切りと..
4 6月に崩壊する「ST..
5 集団的自衛権の政局で..
6 小保方晴子とSTAP..
7 笹井芳樹の「STAP..
8 安倍晋三による集団的..
9 小保方擁護の朝日新聞..
10 小保方晴子の不正事件..