死因究明に新たな選択肢、NPO法人が参入−東京都内にAiセンター設置
医療介護CBニュース 5月21日(水)22時49分配信
Ai センター・新木場に設置されたCT装置(21日、東京都内)
Ai(死亡時画像診断)が困難な医療機関で患者が死亡した際、遺体を受け入れてCT(コンピュータ断層撮影)が可能な施設が21日、東京都内にオープンした。遺体を預かる事業などを展開しているNPO法人「りすシステム」が開設したもので、医療機関や、死因を知りたい遺族から依頼があった場合、放射線技師がCT装置で遺体を撮影。連携先の第三者機関の専門医が読影を行い、報告書を発行するという。【新井哉】
今回開設された「Ai センター・新木場」(江東区)には、東芝製のCT装置が備えられ、放射線技師が撮影した画像を別の装置で3Dに変換することも可能。ここで撮影された画像データは、Ai読影の専門技術を持つ医師で組織された「一般財団法人Ai情報センター」に送られ、診断報告書や鑑定書を作成する仕組みだ。
最終更新:5月21日(水)22時49分
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