福本潤一元参院議員の池田創価学会批判
『政治と宗教を考えるシンポジウム』
元公明党参院議員・福本潤一氏が講演し次のように語った。「公明党はここ数年の重要選挙で三連敗。二〇〇七年七月の参院選でそれまでの十三議席を九議席に減らした。都議選では四万五千票減らした。二〇〇九年の総選挙では、それまでの三一議席から二一議席に減らし、野党になった。今年の参院選は負けられない気持ちが強い。最大十名当選と思う。東京・大阪は勝つ。
公明党議員や組織幹部は、創価大学・創価学園出身者が半分を占める。こういう人々を統括するのが正木正明理事長。議員秘書にも創大出身者グループがあり、何かあったらすぐに正木に連絡する。野中広務氏は『学会はSCIAのような組織を持っている』と言っていた。太田・浜四津は引導を渡された。市川雄一が復活した。
私は東大紛争の前哨戦の時に、東大に入学した。無期限ストに突入。その頃私は十九歳で、日蓮正宗創価学会に入信した。創価学会は入会するとしばりが厳しい。二世三世の学会員は、政治と宗教が未分離のまま体の中に入っている。私の議員秘書二人は、私が離党届を出すと、『池田先生を何と思っているのか』『御本尊様を何と考えるか』と言った。『私の離党は政治問題であり、宗教は関係ない』と諭しても、キョトンとしていた。
学会は、リストラ、使い捨てで終わらない。飼殺しにする。市川雄一・太田昭宏がそれ。逆らったら矢野さんに対するような対応が待っている。『公明新聞』に載せる竹入攻撃のコメントを矢野さんは断った。すると、竹入氏と同じことが自分の身の上に起こる。子供もやられる。北朝鮮と似たようなもの。
本部幹部会で、池田が当時の冬柴国土交通相に『外国人参政権は何時やるんだ』と言われた。冬柴氏は『はーっ、すぐやります』と答えた。『外国人参政権』は池田直命の法案。冬柴氏は自民を説得、議員立法で提出した。公明党の『大衆と共に生き、大衆と共に動き、大衆と共に死んで行く』というスローガンの『大衆』とは学会員のこと。
学会の公明党支援体制も、膨らんだ風船が半分くらいにしぼんでしまった。池田は『嘘も百遍つけば真実になる』と言っている。学会には、『理屈は後から付いてくる』という言葉がある。だから行動には躊躇が無い。
学会員に『外国人参政権』に興味を持っている人は少ない。『ストーカー防止法』の時、公明党は『恋愛感情によるストーカー行為』に絞り込んだ。これは、恋愛感情に限定しないと。折伏がやりにくくなるから。矢野さんに対する学会・公明党のストーカー行為も現行法では防止できない。金大中訪日の時、『外国人参政権付与』と創価学会の韓国のおける布教をバーター取引した。
熱心な学会員ほど、学会の外の情報は知らない。学会内部の個人情報の取り扱いは極めてルーズ。」などと語った。
○
民主党は野党時代は、福本氏や矢野絢也氏を国会に招致して、池田・創価学会批判をさせる、池田大作を証人喚問するなどと言っていたが、与党になったら、ぱったり言わなくなった。小沢民主党が石井一氏などを使って池田創価学会攻撃をしたのは、真に「信教の自由」を守るためでもなければ、「政教分離」を守るためでもなかったのである。党利党略だったのである。そもそも、公明党を最初に政権与党に引き込んだのは小沢一郎である。小沢民主党に学会批判をする資格はない。小沢と池田の日本人離れした独裁体質・怨念体質はよく似ている。
池田は『嘘も百遍つけば真実になる』と言っているという。創価学会は戦前、戦争に反対したから権力に弾圧されたというのも大嘘である。当時の創価学会は、「日蓮正宗を国教にしなければこの戦争に負ける。伊勢の皇大神宮のお札を拝んだら、戦争に負ける」と言ったから、取り締まりの対象になっただけのことである。戦前の創価学会も、大東亜戦争の戦勝を願っていたのである。それは当時の学会内部の資料を見れば明らかである。
| 固定リンク
最近のコメント