ガーディアン紙:IMFはウクライナ国民を破滅させる
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国際通貨基金(IMF)は、ウクライナに対して融資と引き換えに緊縮財政を求めているが、ウクライナ国民への支援ではなく、ウクライナの西側債権者や、ウクライナ国債の保有者たちを支援しようとしている。ガーディアン紙の評論員マイケル·バーク氏は、このような確信を示している。
バーク氏によると、ウクライナ政府がIMFの要求を実行することで、ウクライナ国民は「貧困」に陥るという。
特に、ウクライナ政府は通貨グリブナの切り下げを行わざるを得ず、「その結果、全ての輸入品の価格が上昇」し、銀行の「救済」は国が行い、政府の支出は増加し、エネルギー価格が高騰するという。
バーク氏は、このようにIMFは政府ではなく、民間の金融機関を支援しようとしており、ウクライナ政府は国の資金を使って破綻した銀行を救済する羽目に陥ると指摘している。
外国の各マスコミより
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