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 ウクライナで25日、ヤヌコビッチ前政権崩壊後初めての大統領選が行われた。世論調査機関、メディアなどの各種出口調査によると、元国家安全保障防衛会議書記のポロシェンコ氏(48)が50%以上の高い得票率となるのが確実な情勢だ。同氏が第1回投票で当選を果たすことが濃厚になった。

 ポロシェンコ氏は投票終了後、記者団に「決選投票は行われない」と語り、勝利宣言した。

 主な三つの出口調査は、いずれもポロシェンコ氏の得票率を55・70%~57・31%とした。実際に最終得票が50%を超えれば、6月15日に予定される決選投票を待たず、当選が決まる。