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ネット専業銀行 口座数10%増
5月26日 4時23分

ネット専業銀行 口座数10%増
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店舗を持たないインターネット専業銀行は、預金の金利がいくぶん高いことなどから、利用者が増え、6つの銀行を合わせた口座の数が、この1年で10%増えて1260万件余りまで拡大し、存在感が高まっています。

ネット専業銀行6行のことし3月末現在の口座の数は、最大手の「住信SBIネット銀行」が197万件と1年前より19%増えました。
このほか、「大和ネクスト銀行」が25%増えたのをはじめ、「ソニー銀行」が5%、「楽天銀行」が8%、「じぶん銀行」が7%、「ジャパンネット銀行」も6%増加して、6行を合わせた口座の数は1269万件と、この1年で10%増加しました。
6行を合わせた預金残高も9%増加しておよそ9兆4900億円に上り、千葉銀行など大手の地方銀行に匹敵する規模になっています。これはネット専業銀行が店舗を持たず、経費を抑えられるため、定期預金の金利が一般の銀行よりいくぶん高かったり、振り込み手数料が安いことなどから、若い世代を中心に利用者が増えているためです。
一方で、パソコンをウイルスに感染させるなどして不正に送金される被害はネット専業銀行でも後を絶たず、安心して使える環境をいかに整備していくかが課題となっています。

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