第三の矢を明確にするには法人税改革の具体策必要=甘利再生相
[東京 23日 ロイター] - 甘利明経済再生担当相は23日、安倍晋三首相が目指す法人税改革に関し、「アベノミクスの第三の矢を国内外に明確にする上で、単なる方向性だけでなく、具体性が必要」と述べ、6月にまとめる成長戦略に時期や幅を明記すべきとの認識を示した。
月例経済報告の関係閣僚会議後、記者会見で述べた。
甘利再生相は会見の中で、需給ギャップが改善したことに触れ、「現時点でまだ断定できないが、デフレ脱却に向け着実に歩みは進めている」と指摘した。今年4月の消費増税の影響については「駆け込み需要は想定より強く、駆け込みの反動は想定の範囲内となっている。日本経済の基礎体力は強い」との見方を示した。
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リスク回避強まれば100円台も
週明けのドル/円は振れが大きい展開となりそう。アジアの地政学リスクが予想以上に深刻化すれば、100円台に下落も。
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