AKB襲撃:容疑者の母「大変なことをした」 携帯通じず

毎日新聞 2014年05月25日 23時38分(最終更新 05月26日 00時36分)

 殺人未遂容疑で現行犯逮捕された梅田容疑者の母親が25日夜、自宅で毎日新聞などの取材に応じ、「大変なことをした。なぜこんなことになったのか。(被害者に)どう謝っていいのかわからない」と声を落とした。

 一家は梅田容疑者と母親、その兄の3人暮らし。母親によると、梅田容疑者は24日早朝に散歩に出かけ、いったん帰宅した後、再び出かけたまま帰ってこなかったという。母親が携帯電話に何度も電話したが、出なかった。

 また、梅田容疑者がAKB48のファンかどうか母親は把握しておらず、「CDや(握手会のための)握手券も自宅で見たことはない」と話した。

 梅田容疑者は十和田市内の中学校を卒業後、三沢市内の高校へ進学。その後通信制の高校に移り、卒業後は十和田市内や大阪府内でアルバイトなどを続けていた。昨年12月、十和田市内のアルバイトを辞めた後は無職で、ひきこもりのような状態が続いた時期もあったという。【石灘早紀】

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