県立高タブレット、インストールほぼ完了
2014年05月24日 08時36分
佐賀県立高校全36校の1年生(約6600人)が購入したタブレット端末への教材ソフトのインストールが予定より約1カ月遅れとなっていた問題で、県教育情報課は23日、インストール作業がほぼ完了したことを明らかにした。
教材ソフトは当初、授業時間(50分)を使いダウンロード方式でインストールを進めていたが、容量の大きいソフトが時間内に完了しない不具合が34校で発生。教材メーカーと交渉し、USBメモリーを使ったり、ソフトを分割して容量を縮小するなどして対応した。
多くの高校で19日からインストール作業を再開した後、技術的な不具合の報告はないという。欠席や端末の故障修理中などが原因で未完了となっている73人分は今後、昼休みや放課後を使って作業する。
県教育情報課は「来年度、インストールをどうするかということは課題として残っている。授業時間にインストール作業をするべきなのかという指摘もある。最善策は何か、教材メーカーと協議していく」としている。