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沖縄本島沖ではえなわ切断 米海軍艦船か5月23日 22時32分
先週から今週にかけて沖縄本島の南西沖の太平洋で、沖縄県のマグロ漁船が仕掛けたはえなわが相次いで切断されていたことが分かり、沖縄防衛局は漁業者の目撃情報などから付近を航行していたアメリカ海軍の艦船がはえなわを切断した可能性があるとみて事実関係を調べています。
沖縄県などによりますと、今月16日から21日にかけて沖縄本島の南西およそ110キロの太平洋で、沖縄県内の漁業協同組合に所属するマグロ漁船が仕掛けたはえなわを切断される被害が相次ぎました。
被害に遭ったのは5隻で、漁協によりますと、漁業者が目撃した情報から、はえなわを切断したのは付近を航行していたアメリカ海軍の艦船の可能性があるということです。
沖縄防衛局はアメリカ軍の艦船による被害の可能性があるとみて、漁協の要請を受けてアメリカ軍に照会するなど事実関係を調べています。
沖縄近海でのマグロはえなわ漁では、去年のこの時期にも同じ海域で操業していた漁船のはえなわが切断される被害がありました。
被害に遭った漁船が所属する沖縄県近海鮪漁業協同組合の我如古清組合長は「アメリカの艦船による被害だとすればもってのほかで抗議したい。ほかの船にも被害がないか確認したい」と話しています。
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