「オーストラリアでは謙虚さはとても重要なことなんだ。」 - ピーターが言っていたことについて

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昨晩、友人のピーター彼女の話を聞いている際、「対人関係で最も重要なこと」みたいな話題になりました。ちょっとそのあたりについて書いてみます。(ピーターの発言のニュアンスを日本語訳で消したくないので英語も付します。日本語訳は適当です。すみません笑)。

ピーター: ”In Australia, it's very important to be humble. If you do somebody a favour, you shouldn't 'brag' about it. “(オーストラリアでは謙虚さはとても重要なことなんだ。誰かのために何かをしてあげたとして、それを自慢げに話すのはもってのほかだよ。)

さと: “In Japan it is the same too. It is a universal value.”(それは日本でも一緒だよ。というかどこの国でも一緒でしょ。笑)

ピーター: “That’s true. But some people are not able to do it unconsciously. You should do it quietly without expecting something in return.”(そうだね。でも。実際出来てないヤツ多いよ。そういうのって見返り求めてやるものじゃなくて、黙ってやるもんでしょ。) 

さと: “I agree, Otherwise, perhaps later, the receiver will realise that you were being selfish. They can. And it doesn’t matter if you do it consciously or not, it’s still the same.(確かになー。そうじゃなかったら、多分「あ〜こいつ自分のために言ってるんだろうな」って気づくよ。そういうのって分かる。悪気なくやってたとしても一緒。分かるよ。 

ピーター: “I think it's the same with love. You should not expect things in return - because that's not real love. Love is about giving. It makes you feel happy.”(恋愛も同じだよね。愛情の見返りを求めるべきじゃない・・・そんなのは本当の愛じゃないんだ。愛は与えるものだと思う。だから幸せに感じるんだよ。

真剣なピーターの前では茶化せませんでしたが(笑)、これは本当にそうだと思います。当たり前のことですが、行動や発言って、どういう意図で出てきたものなのか、受け取る側には伝わるものです。

だから色んなドラマとか小説で「無償の愛は素敵」と良く言われるのでしょう。まあ実際無償ではなくて、相手に喜んで欲しい、相手の笑顔が見たい、といったことを求めているとも解釈出来るのでしょうけど。とにかく、他人と関わる時は「この人が喜んでくれたら嬉しいな」といったことを行動や発言の基準にすると、色々とうまく人間関係が回るような気がするのです。



俺はいつも恥ずかしげもなく「○○のこういう性格が好き」「ありがとう」などと思ったこと(もちろんポジティブなことオンリーで)を伝えるようにしているんだけど、それも同じ理由です。恥ずかしがってこういうの伝える人は少ないけど、そうしたら相手が嬉しく感じるのである限り、伝えた方がいいです。お世辞ならともかく、心からの言葉を隠さず伝えるのはいいことだと思います。


◆感情は循環する
返報性という言葉があります。

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。- wikipedia

貴方の発言で相手が嬉しく感じたとしましょう。そんなとき、相手はその気持ちを心に感じたまま、貴方に接します。そうすると、きっと幸せな気持ちは、相手の発言や行為に乗っかって戻ってきます。

対人関係における感情は螺旋階段のようなものです。誰だって褒められたら嬉しい。好かれたら嬉しい。笑顔の人を見ると気持ちよい。自然と嬉しい気持ち、幸せな気持ちになる。そうなった人は自然と良い感情に基づいたコミュニケーションを返す。お互いよい気持ちになる。積み重なっていって、お互いがお互いと一緒にいることを愛おしく思えるようになる。

だからこそ、自分勝手な人はもってのほかだし、人の悪口や不満ばかりを言う人が負の螺旋階段を降りて行ってしまうのは当然だ。自分の利益のために何かをしている人、そういう人も知らず知らずのうちに、自己中心性が滲み出てしまって負の螺旋階段に入り込んでしまう。俺が昔そうだったから分かる。愛は無償でこそ価値がある。

誰に対しても幸せを願えるマインドは持つのが難しいと思う人もいるかもしれない。そんな人は一緒にいる相手は、それが友達であれ恋人であれ、その人の笑顔を願える相手を選ぶべきだと思います。


ありきたりのことを言うけれど、付き合う相手の外見とかスペックとかって全く重要じゃないからね。それで満たせるものの大半は自己顕示欲であって、精神的充足感ではないと思います。


みたいなことをピーターくんと話してて思いました。



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