防衛省は22日、鹿児島県・奄美群島の無人島、江仁屋離島で、陸上自衛隊の離島防衛専門部隊、西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)が、海上自衛隊の艦艇からボートで上陸する離島奪還訓練を報道陣に公開した。
訓練は10~27日の日程で、陸自約500人、海自約820人、航空自衛隊約10人が参加し3自衛隊統合の形式で続いている。
22日は無人島を外国軍が占領しているとの想定で、海自輸送艦「しもきた」から陸自部隊がボートで近づき上陸した。周辺海域には、潜水艦を警戒する護衛艦「くらま」や対空警戒のイージス艦「あしがら」、掃海母艦「ぶんご」も展開した。
陸海空の3自衛隊が国内の離島で上陸訓練をするのは初めて。〔共同〕
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