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 防衛省は24日、東シナ海の公海上空で同日午前、海上自衛隊の画像情報収集機と航空自衛隊の電子偵察機がそれぞれ中国軍の戦闘機2機から異常に接近されたと発表した。中国軍機の領空侵犯はなく、自衛隊員への被害はないという。場所は沖縄県尖閣諸島からは「かなり離れている」と防衛省は説明。中国が主張する防空識別圏と日本の防空識別圏が重なり合う区域。中国側が昨年11月に識別圏を一方的に設定してから初めての接近だという。

 中国とロシアは付近の東シナ海で合同演習をしている。