2014/05/24

emacs 使いが、Sublime text 3 を使ってみた

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はじめに


Github が Atom エディタを発表して、競合が現れたSublimeを使ってみました。

Sublime インストール


どうせなら最新βを使おうということで、Version 3 を使ってみます。

対象OSは、Mac OSX, Windows(32bit/64bit), Ubuntu(32bit/64bit) です、今回はMac環境で紹介します。

Sublime text 3 : http://www.sublimetext.com/3

http://www.sublimetext.com/3


インストールは、dmg パッケージですので、ポチポチボタンを押せばOKです。

無事起動できればインストール完了です。



Package Control


Sublimeには、プラグインを簡単に導入できるパッケージマネージャーがあります。

必須で導入した方がいいと思います。

Package Control : https://sublime.wbond.net/browse



インストールですが、少しだけめんどいですが、やり方は簡単です。

1. Sublimeを起動

2. メニューの「View > Show Console」を開きます。
ショートカットキー : [Cmd + Shift + `]




3. Package Control - Installation https://sublime.wbond.net/installation
「Simple - SUBLIME TEXT 3」 のタブの文字列 「import urllib.req ....」 をコピーします。

* 必ず本家サイトから文字列をコピーしましょう。どこぞのブログとかに張っているコードを使うと古いかもしれないので、



4. 3 でコピーした文字列を、テキストボックスにペーストして、「Enter」を押します。

これでPackage Controlは完了です。

* SublimeのUIテーマもPackage Control でインストールすることができます。


Package Control の使い方



メニューの「Tools > Command Pallet」でコマンドパレットを開きます。

ショートカットキー : [Cmd + Shift + P]



* Sublimeはいろいろな操作をコマンドパレットで行えます。

Package Control から入れたいパッケージ(プラグイン)を探す


先ほどの Package Control https://sublime.wbond.net/browse ページを開き、
Searchテキストボックスに検索ワードを入れて探します。




Package Control を使ったパッケージ(プラグイン)インストール


コマンドパレットを開き、「Package Control: Install Package」 を選択し、「Enter」を押します。




パッケージ(プラグイン)一覧が表示されるので、好きなものを選んでインストールしてください。




おすすめプラグイン一覧


自分が探しまわって入れたほうがいいプラグインを紹介します。


Alignment


選択範囲の整形ができるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/Alignment


All Autocomplete


デフォルトの自動補完機能を拡張するパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/All%20Autocomplete


AutoFileName


ファイル名を自動的に補完するなテキストプラグイン
https://sublime.wbond.net/packages/AutoFileName

BracketHighlighter


記号、タグなどの開始/終了の強調表示をするパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/BracketHighlighter



CTags


ctags(コードジャンプ) をsublimeで使うためのプラグイン
https://sublime.wbond.net/packages/CTags

セットアップが難しいです。
人気はありますが、上級者向けなのでSublimeに慣れてから別途導入しましょう。

導入するときは、時間のあるときにじっくりやりましょう。さくっとはインストール出来ません。


Color Highlighter


#FF00FF や rgb(255, 200, 100) と言ったテキストをカラー表示します。
https://sublime.wbond.net/packages/Color%20Highlighter



DocBlockr


コメントブロックを自動補完するパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/DocBlockr

対応言語
JavaScript, PHP, ActionScript, CoffeeScript, TypeScript, Java, Groovy, Objective-C, C, C++ and Rust を

コメント中に日本語を書いて、Enter すると文字が消える問題があります。
対策は複数ありますが、完璧な解決方法は見つけられませんでした。

自分は、OFFにしています。



Dotfiles Syntax Highlighting


.bashrc, .gitconfig といったドットファイルのシンタックスハイライトをまとめたパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/Dotfiles%20Syntax%20Highlighting

Find++


指定したプロジェクトなどを検索(grep) してくれる拡張パッケーじ
https://sublime.wbond.net/packages/Find%2B%2B


FindKeyConflicts


キーマッピングが競合しているものを調べてくれるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/FindKeyConflicts

オリジナルのキーマッピングをいろいろ設定している人にはすごく便利です。

Git


Sublime 上で Git 処理ができるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/Git

GitGutter


Git リポジトリをSublimeで編集すると、+ - でリアルタイムに変更行を表示してくれるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/GitGutter


Keymaps


キーマップを検索するパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/Keymaps



Local History


ファイルのローカルバックアップを行うパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/Local%20History


MarkdownEditing


マークダウンファイルを視覚的に綺麗に表示してくれるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/MarkdownEditing



sublemacspro


emacs キーバインドをそれなりに自動で設定してくれるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/sublemacspro

emacs 信者さんには必須ですね。


OrigamiEmacs


ウィンドウ分割キーバインドをemacs風にしてくれるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/OrigamiEmacs

emacs 信者さんには必須ですね。


RecentActiveFiles(おすすめ)


最近開いたファイルをリスト表示して簡単に開けるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/RecentActiveFiles



これをいれてから、Sublimeのタブ表示をOFFにするといいとおもうよ^^

SideBarEnhancements


サイドバーの拡張パッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/SideBarEnhancements


SideBarGit


サイドバーにGit機能を拡張してくれるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/SideBarGit


Sublime Files(おすすめ)


ファイルシステムをコマンドラインで探すかのようにファイルを探し開くことができるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/Sublime%20Files


このパッケージを見つけられず、自分でプラグインを書いちゃって無駄な時間を過ごしました。

https://github.com/wbond/package_control_channel/pull/3216

SublimeLinter


リアルタイムに開いているソースコードの構文チェックしてくれるパッケージ
言語別にインストールが必要です。
https://sublime.wbond.net/search/SublimeLinter

SyncedSideBar


現在開いているファイルと、サイドバーのファイルを同期してくれるパッケージ
IDEによくある機能ですね。
https://sublime.wbond.net/packages/SyncedSideBar


TrailingSpaces


末尾のスペースをハイライトして、保存するときに削除してくれるパッケージ
https://sublime.wbond.net/packages/TrailingSpaces

Theme - itg.flat


いろいろイケてるテーマがsublimeにはあるけど、自分はこれがしっくりきたので紹介

https://sublime.wbond.net/packages/Theme%20-%20itg.flat



言語別のパッケージ紹介ははぶきました、いろいろあるので探してみてね。


パッケージの設定


上記でパッケージを入れた際に、各種設定を追加する必要があるのですがその概要を最後に紹介します。

メニューの「Preferences」を表示します。



Browse Packages


SublimeのインストールディレクトリをFinderで表示します。
パッケージや設定など全てここにあるので何かあった時はここを漁るといいです。

Settings - Default


標準で設定されている設定ファイルです。

* - Default とあるものは変更できません、次の - Userで上書きすることができるのでそちらで設定を上書き、追加することができます。

Settings - User


自分の設定を上書き、追加するファイルです。

Key Bindings - Default


標準で設定されているキーバインド設定ファイルです。

Key Bindings - User


自分のキーバインドを上書き、追加するファイルです。

Color Scheme


テーマの変更ができます。

Package Settings


プラグイン別の設定、キーバインドを設定できます。

* 設定がないものもありますが、その時は、上に書いた Settings - に書いちゃってください。





まとめ


さすが人気のあるエディタなので完成度がすごく高いです。
Pythonでパッケージを作れちゃうのも自分的には好きですね^^

食わず嫌いは良くないのでぜひ1度試してください。



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