ファイル名を一括で変更するリネームツールは非常に種類が多いが、操作方法がそれぞれ違うため、たまにしか出番がない場合、使い方を忘れてしまいがち。普段、使い慣れているテキストエディタの機能でリネーム処理が行える「E-Rename」を利用しよう。
「E-Rename」は、ファイルの一括リネームツールだが、リネームの処理を既存のテキストエディタで行えるのが特徴。「秀丸」や「EmEditer」などの強力なテキストエディタを使い慣れている人なら、置換や検索、正規表現による置き換えといった処理をすぐに行える。
普段使っているテキストエディタなので、使い方を忘れる心配もなく、マクロによる自動処理も行える。テキストエディタでの処理に慣れている人なら、ほかのリネームソフトよりもはるかに使いやすいのでオススメだ。
「E-Rename」をダウンロードして起動。一括リネーム処理を行いたいフォルダを「参照」をクリックして指定する
リストに出力する内容を「項目」でカスタマイズ。標準ではファイル名のみが表示される。拡張子やフォルダ名などもリネーム対象に加えたい場合はチェックを入れておこう
指定したフォルダ内にあるファイルが、利用中のテキストエディタでリスト化されて表示される
使い慣れたテキストエディタなら、簡単にリネームの編集作業が行えるはず。検索や置換などの処理も思いのままだろう。
ファイル名の編集が終わったら、テキストファイルを上書きして保存しよう
「E-Renamer」の画面に戻って「適用」ボタンをクリックする
テキストエディタで編集した内容が、実際にファイル名に反映される。完了すると「適用が完了しました」と表示されるぞ
2014年05月24日 17:43
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