消防ホースの先端１１０本盗難05月23日 18時58分
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三重県桑名市で、４月上旬から消火栓の格納箱から、消防ホースの金属製の筒先が盗まれる被害が相次ぎ、２１日までに１１０本盗まれているのが分かりました。
警察は何者かが金属を転売する目的で盗んだ疑いがあるとみて捜査しています。
消防ホースの筒先が盗まれたのは、桑名市多度町です。桑名市によりますと４月１１日に道路沿いにある消火栓の格納箱から消防ホースの筒先が無くなっているのが最初に見つかりました。その後も被害が相次ぎ、２１日までに計１１０本、７８万円相当が盗まれました。
桑名市によりますと、盗まれたのはいずれも真ちゅう製の筒先で、真ちゅうよりも値段が安いアルミニウム製の筒先は盗まれていなかったということです。警察は高値で取り引きされる真ちゅう製ばかりを狙って盗んだ疑いがあると見て捜査しています。
三重県内では、５月、川越町でも真ちゅう製の消防ホースの筒先計３８本が盗まれているのが見つかり、警察が関連を調べています。