だいち2号、正常に飛行 小型衛星4基も軌道投入宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、H2Aロケット24号機で打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち2号」が、計画通りに正常飛行していると発表した。ロケットの空きスペースに搭載した4基の小型衛星も軌道投入に成功した。 だいち2号は太陽電池パネルを開いて電力を確保。1日ほどかけて高性能の大型レーダーを展開する。今後の運用では、日本の地形など基礎データを優先的に取得し、半年後には関係機関にデータ提供を開始する見込み。 記者会見した奥村直樹JAXA理事長は「国民の安全安心を守り、地球の環境変化を敏感に観察する衛星として役立てたい」と話した。 【共同通信】
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