Yokomark Press

退職しました

5 月 23 日を最終出勤日として、ミクシィとノハナを退職しました。 2011 年に新卒でミクシィに入社して以来、3 年 2 ヶ月ほどお世話になりました。

配属以来ずっと Android をメインの担当として、公式のアプリのメンテナンスと新規開発に携わりました。その開発に合わせて Perl によるサーバサイド開発も経験することが出来ました。

1 年目は基礎固めの年でした。ほぼすべてのことが初めて(プログラミングはしたことあるけれどチーム開発はしたことがないし、何かしらのサービスを開発・運用したこともない)で、Android に至っては初めて触るものでした。 同期と集まって自分たちで勉強会を開き、少しずつ知見を貯めて行きました。

2 年目はプロセスを学ぶ年でした。ちょうど、社内でスクラムを取り入れた開発が注目を浴び、試しにやってみようということで最初にスクラムを実践したのが自分のいたチームでした。 上手くいったこと、上手くいかなかったこと、どちらもあり、かつ新しい上にコーチが不在という状況もあって、自分たちで走りながら考えていくことになりました。

3 年目はリーダーとして引っ張っていく年でした。スマホアプリを主戦場としてたたかう為、スマホアプリ開発のノウハウをまとめて研修を実行することをミッションに、3 ヶ月でそれをやりきることが、自分の中で最も大きな経験となっていますが、同時に新しいアプリを企画から関わって開発していくにあたって、自分が主力として、周りの人達を巻き込みながら、物事を進めるということを実践し学んだ年になりました。 後半はノハナへ移動し、改めて主力として、より開発をブーストし価値創造へ貢献することをミッションに働きました。

年を経るに連れ、アプリ開発のスピードも飛躍的に伸びていったと思います。それは、自分のスキルが上がっていった面もありつつ、世の中的にも便利になりつつあり、苦労が減っていったことでもあると思います。 おかげさまで、3 年の間に、4 本のアプリに関して携わることが出来ました。

新卒で入った会社で、同期にも恵まれ、先輩にも恵まれ、本当によい経験ができたと思っています。 同期とは特に仲がよく、自分たちで勉強会をやったりもしますし、今後のキャリアについてもちゃんと話せる中でもあり、オフの間に一緒に遊びに出かけたりもして、得難い仲間を得たと思っています。

気がつけば、Qiita でたくさんの投稿をした結果多くのストック数を積み上げたり、GitHub 上で多くのライブラリプロジェクトを立ち上げたりしていたら、Android 界隈のインターネット上でもそれなりに名が知られるようになった感じがあります。それもひとつの成果だと思います。

ともあれ、今後は、これまでの 3 年 2 ヶ月の間に積み上げてきた経験を活かして、新しいチャレンジをしていこうと思います。