「KANO」ゆかりの品々、文化財登録へ 甲子園準Vの台湾チーム

【社会】 2014/05/16 14:30

(嘉義 16日 中央社)日本統治下の台湾から夏の甲子園に出場した嘉義農林学校(現・嘉義大学)の実話をもとにした映画「KANO」が今年2月末の公開以来、話題をさらっているのを受け、嘉義市は15日、同校の準優勝盾などの文化財登録申請を行うと発表した。

有形文化財の一種である「一般古物」の登録申請が決まったのは、1931(昭和6)年の「第17回全国中等学校優勝野球大会」で贈られた準優勝盾の複製と、同大会2回戦(対神奈川商工)で完封勝利を挙げたエース・呉明捷投手のウイニングボール。

準優勝盾の原物は第二次世界大戦中に紛失したが、1996年に日本高等学校野球連盟と朝日新聞社の同意を得て作られた複製が嘉義農林の卒業生会に手渡された。

一方のウイニングボールは、呉投手の次男・堀川勝邦さんが今年2月、「KANO」公開直前のPRイベントの際、嘉義市に贈呈したもの。

嘉義市では球児たちの熱い思いが詰まった2点の文化的意義について知ってもらえればと期待を寄せている。

(江俊亮/編集:羅友辰)

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