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 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に映画「ハリー・ポッター」エリアが7月15日にできるのを前に、早くも観光業界が熱を帯びている。電車の増発が決まり、旅行会社やホテルへの問い合わせも相次ぐ。関係者は「ハリポタ特需」に期待する。

 JR西日本は23日、ハリポタ開業から9月末まで臨時列車を出すと発表した。博多駅を朝に発つ新幹線「ひかり」を、休日やお盆に1日1本増やす。新幹線を降りる時間に合わせ、新大阪駅からユニバーサルシティ駅への直通電車も初めて運行する。

 6月15日からは、新幹線や特急の往復きっぷにUSJの入場券、混雑が予想されるハリポタエリアに時間指定で入れる券をつけた商品を販売。JR西の担当者は「一緒にハリポタを盛り上げたい」と話す。