広島修道大:法科大学院の募集停止検討

毎日新聞 2014年05月21日 11時27分

 広島修道大法科大学院(広島市安佐南区)が、志願者減少のため2015年度の入学募集の停止を検討していることが21日、分かった。27日の理事会で決定されれば、文部科学省に募集停止を報告する。04年度の開設時は定員(50人)を上回る入学者がいたが、翌年度から定員を下回り、10年度に定員を30人に削減。それでも今年度まで定員割れが続いていた。これまでの総入学者数は320人で、うち司法試験合格者は45人だった。

 広島修道大総合企画課は「理事会で募集停止が決まっても、在籍者が修了するまでは、法科大学院は廃止しない」としている。【高橋咲子】

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