よく空を見る人は向上心がある人だと言われています。
(って何かのCMで言ってた)
おはよう、0人目の友達。
先日、ぼんやりと空を眺めていて思い出したことを書きたいと思います。
見えなかった街の進化
僕がまだニートになる少し前の話しなんですけど、最寄り駅とは別の駅から電車に乗って仕事場に行っていました。(駅まではバイクで行っていた)
その駅周辺は都会とは言い難いですけど、それなりに賑やかで人の通りも車の通りも多かったんです。
近年は駅自体も大きく綺麗になったりして、進化していることが目に見えて分かる。昼間は工事をしている音が響いて、夜になると無駄に2件もあるコンビニの明かりが周囲を照らしている。
ある日、いつものように駐輪場から駅に向う途中、何となく空を見上げたんです。「今日はいい天気だな」って。雲ひとつ無い青い空が見えて太陽が眩しいな(爽やか)、となる予定だったんですけど……
「うわっ!」
と思わず声をあげてしまった。
いや、本当にビックリしました。見慣れない高い建物が何件もあるんですよ、上に。
ホント、押しつぶされそうな錯覚にあいました。上からズーーーンッ! って。
いつも通っている、いつも歩いている道で、ちょっと上を見上げたら見慣れない建物が存在していた。自分の気付かなさに絶望しましたね。今まで自分は何を見ていたんだろうって。
普段見ているのは0度の世界
普段歩く時に見ているのは道だと思うんです。つまり下を見ているんですよ。前を見ているつもりでも斜め下を中心に見ている。
逆に、上を見上げる機会は少ない。
離れた場所から街を見ていれば高い建物があることに気が付くんでしょうけど、僕が歩いていたのは街の中心なので意識して上を見なければ建物の上部まで見えてこない。
工事をしていて建築が進んでいることは理解していたんですけど、僕が目にしていたのは建設中の建物の1階かせいぜい2階、僕にとっての正面、0度の世界だけだったんですよね。
で、偶然に目線を上げた瞬間その本当の高さに驚愕したと。
時には目線の角度を変えてみよう
普通に生活をしていると、上を向かなければいけない瞬間は少ない。特に外では、歩く時、車を運転する時、上を見ますか? って話ですよ。
だから時々、意識して見上げてみるのも良いんじゃない? って話です。
たまには目線を変えてみましょうよ。毎日のように行っている場所でも、そこで上を眺めることはありますか?
目線を斜め45度にして、ぐるりと一周回ってみてください。
新しい発見があるかもしれないです。
家の中でも、上を見て驚くことありますよ。
「あっ、クモだ」
ヌラヌラと光る。