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辺境の街にて 作者:ヤマネ

閑話:シンジュク地下のダンジョンにて

あるところにこの2人の名前が並んで出てきちゃった記念。
ちょいと、いやものすごく驚いてしまいました。
なにそれこわい。
少々オリキャラTueee!!警報気味です。

あと私と同じくログホラ二次SSを書いている津軽あまに様が対になるお話をさらっと書いてくださいました。もあいです。
http://ncode.syosetu.com/n9866bt/
 深く、暗い森の木々が、ほんの微かな夜風にもざわざわとその葉を揺らす。
 その音にまじって聞こえるのは不規則でどこか物悲しい虫の音、それからフクロウのような夜行性の鳥の鳴き声。

 現実世界よりも格段に性能の良い私の両の目は、魔法で呼び出した〈蛍火〉(バグズライト)のあまり強いとはいえない光を受けて、引きこまれそうな背後の森の暗闇の中から、音も立てずに蠢くモンスターたちのシルエットを拾い上げる。

 此処は〈シンジュク御苑の森〉と呼ばれるフィールドゾーンの外れ。崩れた地下鉄の入口のような神代の廃墟の前のちょっとした広間のような空間。
 ここから続く〈シンジュク御苑地下ダンジョン〉はゲームだった頃にはホームタウンであるシブヤの街の直近であるにもかかわらず、比較的高レベルのモンスターが出現することから結構人気の狩り場だったのだけれど、現在のこの状況ではここを訪れるのは大手の戦闘系ギルドに所属する戦闘バカか、一部の高レベルプレイヤーくらいなものだろう。ましてや日付ももうすぐ変わろうとする夜半に、こんな場所を訪れる〈冒険者〉は居ない。

 では何故、こんな所で私が一人佇んでいるのかというと、ゲーム時代から関わりの深いある友人がこんな場所を待ち合わせ場所に指定してきたからなんて理由だったりする。
 一応若い女性と分類される筈の私をこんな時間にこんな場所に呼びたすとか、だいぶ失礼なんじゃないかという気もしないでもないのだけれど、色々と借りを作ってしまっている相手なこともあって、どうにも断ることが出来なかったのだ。

 ゾーンの境界を跨いでいないからなのか、私とのレベル差のせいなのか、それとも〈刈穂の米〉というアイテムで作成した簡易結界の効果なのか。〈シンジュク御苑の森〉からこちらを窺う影たちは今のところ遠まきに警戒する気配はあるものの、一定の距離を保ちこちらに近づいて来る気配はない。
 とは言えども、外灯もないこんな暗い場所で一人というこの常況はあまり精神上よろしくない。あのモンスターたちはこちらから動かなければ襲いかかってくることはないし、もし襲いかかって来たとしても私の〈冒険者〉としての能力をもってすれば返り討ちも可能だということは頭では分かってはいるのだけれども、気味が悪いことには変わりないのだ。

 まだ待ち合わせの時間には少し早いことは判ってはいるのだけれど、はやる気持ちから先日〈RADIOマーケット〉から購入した懐中時計を取り出そうとしたその時、私の耳は重い金属同士が一定の間隔で軽くぶつかり合うような微かな音を拾い上げる。それは重装備の金属鎧を纏った〈冒険者〉が歩く際に発する音。
 その音にすこし遅れて、森の中から現れたのは長身の男性の姿。がっちりとした体つきにいかにも〈守護戦士〉(ガーディアン)といった風な重厚な鎧を纏っているにもかかわらず、理知的なイメージをもってしまうのは、体のバランスが良いからか、それとも眼鏡をかけたその涼しげな顔の印象からだろうか。

「ああ、待たせてしまったようですね」

 その「存在自体いろいろ反則なんじゃないだろうか」なんて日ごろから思わなくもない完璧超人は、言葉とは裏腹に悪びれる様子もなく、ただ形だけは小さく頭をさげる。

「ん。まだ待ち合わせの時間にはちょいあるかな。それにシンジュクまではアキバからより私のとこからの方が近いからね。色々文句は言いたい気はしなくはないけど、まあしょうがないって事にしとく」

「それは失礼を。では時間もさほどありませんし、行くとしましょうか」

 そう言うと彼は私の方を振り返る事もなく、崩れた地下鉄の入口、ダンジョンへと向かって足を進める。
 私も今まで座っていた錆びて苔に覆われた自動車の残骸から腰を上げ、彼の後ろへ続く。

 今日、私が此処に呼び出されたのは、昼間はギルドマスターとしての仕事で動く事のできない彼のトレーニングや経験値稼ぎのサポートを依頼されたから。そんな事であれば私なんかより腕の良いヒーラーはギルド内に幾らでも居そうなものなのだけれど、彼曰く、これは個人としての活動で、ギルドの行動とはしたくないとかなんとか。
 まあ、いまだキナ臭いアキバの情勢とか幾つかのギルドを吸収したことによるギルド内の軋轢とか色々あるのだろう。あまりそこら辺を詳しく聞いてしまうと巻き込まれてしまいそうで怖いので聞いていないのだけれど、まあそういう事ならしゃーないかと引き受けたというのが今回の経緯だったりするのだ。

「で、今日はどこまでが目標?」

「5階層目までは辿りつきたいですね。昨日はソロだった事もあって2階層途中で事故りましたが、〈回復職〉(ヒーラー) とのペアならまだ余裕があると予想しています」

「うわあ、結構きっついこと簡単に言うねえ。私は死に戻りは嫌だからね」

「善処しましょう」

 こんな事になってからは2人っきりというのは初めてではあるけれど、その前、ゲームだった頃は長らく毎日のように(ゲーム内ではあるものの)顔をあわせていた相手なのだ。ただ単純に戦闘に赴くというだけであれば、お互いそんなに多くの言葉は必要としないし、必要以上にお互いに気を使う事もない。

 こうして私達2人は、〈シンジュク御苑地下ダンジョン〉へと足を踏み入れたのだ。


 ◆


 〈シンジュク御苑地下ダンジョン〉の地下2階。
 巨大な石を積み上げて作られた壁面はどういう仕組みなのか、うっすらと発光し、数ブロック先までを照らし出す。床の所々に散乱するのは朽ち果てた装備や白骨。しかしアンデットモンスターの多いこのダンジョンでは、ときおりそんなものが動き出しモンスターとして襲いかかってくるので油断がならない。
 現に今も、玄室に足を踏み込んだ途端に動き出した牛のような頭蓋骨をもつ巨大なスケルトンに両手に持った巨大な剣で襲いかかられている最中だ。
 とはいえこの階層に出現するモンスターはまだレベル80前後で、彼としてはまだ余裕があるらしい。

「高山君からも聞いてるとは思いますが……」

 その証拠に、彼は戦闘の最中であるにも関わらず、とぎれとぎれに独り言のように言葉を発する。

「〈大災害〉時のログイン率は八割。レイド作戦本部下のレギオンは再編し、二師団を維持しています。いくつかのギルドを吸収し構成員も増えているので、第三も教導の進み具合如何で再編成が可能でしょう。零師団は――」

 そこで一度、言葉が止まる。彼は上段から振り下ろされた大剣を、それ以上に大きく禍々しい戦斧で受け、返しざまにアメリカンフットボールのタックルのように肩から相手にぶつかり体勢を崩す。
 その作ってくれた隙を逃していては彼の狩りのパートナーは務まらないだろう。私は一気に敵の背後へとまわり、後頭部に向けて太刀を一閃しとどめをさす。
 まるで操り人形の糸が切れたかのように、ばらばらと崩れ落ちるこいつでこの玄室のモンスターは最後だったのだろう。石造りの広間に再び静寂が訪れる。

「――零師団はほぼ〈大災害〉前のメンバーを維持しています。まあ、レギオンリーダーは空席のままですが」

「へ? なんでそこがまだ空いてるのさ。蒼月君でも月華ちゃんでもやれそうな人はおるんでないかい?」

 なんだか聞いてしまうと面倒くさい事になりそうだったので、できるだけ聞いていないふりをしようとしていたのだけれど、零師団のリーダー、実質的なギルドの副総長の地位が空席のままという意外な事実に、私は思わず反応してしまう。

「残念ながら月華君には断られてしまってね。それに彼女たちは今ミナミからこちらに向かっている最中。強いて言えばリチョウあたりが適任なんだが、こんな状況だと資材管理から外す訳にもいかなくてね。という訳で当分副総長の席は空いたままになりそうだよ」

 そのせいだろうか。彼はこれまでとは違い、私の方を向いて意味ありげな微かな笑みをその顔に浮かべる。

「む、何が言いたいのだ、この鬼畜眼鏡……」

「いえ、別に。では、そろそろペースを上げていきましょうか」

 そして、その表情のまま、手にもつ巨大な両手斧を構え直す。
 ちょっとまて。これはあまりよろしくない傾向だ。彼がこういう顔をした後は結構な確率で変な難題を押し付けられたり、無茶な突撃につき合わされたりなんて、私にとって良くない事がおきるのだ。

「――えっとさ、私はそっちと違って高レベルのモンスターと戦うのは初めてなんだからさ、もう少しこのペースでもいいかなーとか思ったりするんだけど……」

「ほう、初めてですか。確か〈ロック鳥〉はレベル85。それもパーティーランクのモンスターだったと記憶していますが」

「げ」

 しまった。そっちか。
 現在では一応ギルドの部外者になる私に、ギルドの内情を話した事とかも私に口を割らせるための布石か。「こちらは喋ったのにそちらは隠し事をするんですか?」とかそーいう無言の圧力とかいうやつか。
 というかそもそも今日のこれってば、完全にそこらへんの情報を引き出そうっていう魂胆だったのか。

「〈三日月同盟〉の〈軽食販売クレセントムーン〉は、現在アキバで一番の注目対象となっています。貴方は何を知っていますか? どこまで関わっていますか?」

 彼はいつもどおりの声色で、しかしいつも以上にゆっくりとした言葉で、私を追いたてる。
 だからこいつは苦手なのだ。いや、嫌いなわけじゃなく、その能力に関しても信頼している。
 でも今回のこれは違う。これは彼の手に渡すべきではないと私の勘が告げているのだ。

「……全部は知らない。知ってる事も言わない」

 数秒だったろうか、それとも数分は経っていただろうか。
 自分としては長く感じた沈黙の後、私はそれだけを口にする。

「ふむ、貴方が(・・・)信頼したと。貴方が(・・・)そう動くのが最善と判断したと」

 また長い沈黙の後、どう判断したのか、なにを理解したのか、彼は鋭かった私を見る視線を、ふっと和らげる。

「面白いですね。ならばこんな世界で、このような状況で、誰がどのように動くのか、少し静観させてもらうとしましょうか」

 そして、いつも涼し気な表情を変えず、その心の内を表に出すことの殆どない私の元所属ギルドのギルドマスターは、そう言うと、まるで大規模戦闘(レイド)の終盤戦に立ち向かう時みたいな、猛禽のような微笑みをその顔に浮かべたのだ。

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