はてな村定点観測所

サザンクロスシティ はてな村の考察

WEB業界にも黒い話は沢山あるよ。アクセス水増し・バナクリ水増し・営業水増し

 

ランサーズのはてブ募集の件で思い出したこと。機密保持契約が今も有効か忘れたけど、怖いので特定の企業だとバレないように書く。

 

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私の勤めていたWEB企業では、「この記事をみんなのアカウントで一斉ブクマ」もやっていたし、「みんなのアカウントで一斉に購入してAmazonランキングで1位を」などもやっていた。アクセス水増しも普通にやってた。

 

アクセス数の水増しにはAwstatsというサーバーインストール型のアクセス解析ツールが使われていた。Google Analyticsはクローラーなどを除外してユニークユーザーを判定するのでシビアな数値が返ってくるが、Awstatsだとクローラーのアクセスも含まれるので数倍もアクセスが増える。それを会社では「アクセス数」として公開していた。実際の解析・分析はGoogle Analyticsを使いながら、「嘘ではない」ということでAwstatsの集計のみを公開していたのだ。

 

「バナクリマシン」と呼ばれるマシンもあった。正式には「バナークリックマシーン」。ADSLや光の安い回線を沢山契約していて、マウスジェスチャーの操作で自動的に、回線を変えたりしながら、ポータルサイトを開いて、そこから顧客のバナーをクリックして、顧客サイトを開いていくつか巡回して、その後の顧客を巡回して…という一連の流れが終了したら、また回線を変えて…という広告クリック数の水増しをやっていた。一見するとバレそうだけど、お客さんにバレることはなく上場できた。

 

あと、最近のアドテク関係でも、DSP側で取得するログとSSP側で取得するログの乖離が起きる現象が多発することがあった。この乖離の額が結構大きかった。では、DSPを利用している広告主のお客さんにはどのデータを元に請求するのか。そこで「営業判断」が入ったらしい。実際にどんな金額が請求されたかは知らない。

 

ステマも「ステマと思わせないステマ」をメインコンセプトに今も継続している企業は多数います。ステマの構造は見えにくくなっただけで何も変わっていないです。食べログは氷山の一角です。さりげないアフィリエイトも含めたら、ネットの記事の多くは広告に満ちています。広告=悪ではありませんが、広告に価値中立なメディアは存在しないことは前提として押さえておいた方が良いかもと思います。

 

そんなわけで、WEB業界の裏話でした。