なぜ戸越銀座ばかりがテレビに取り上げられるのか? 日本で一番テレビに露出する商店街の「話題」と「評判」のつくり方(前編)

2014年05月21日(水) 山田 まさる
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テレビに取り上げられる理由=戸越銀座流"看板づくり"

私の予想通り、東京イチ長い戸越銀座商店街は、直近1年で、もっともテレビに露出する商店街になったわけですが、特に、1)2)のタイプの露出増が顕著です。

では、「なぜ戸越銀座がテレビに取り上げられるようになったのか!?」ですが、ひと言でいうと、戸越銀座は「看板」の作り方が上手いのです。

実際の看板も特徴的ですが、私が言いたいのは、"名物"とか"シンボル"といった意味の"看板"です。看板は宣伝広告の原点です。遠くからでも、人目について、目立つことが目的です。

戸越銀座のグルメレポートでは、「変わり種コロッケ」や「から揚げ」などの戸越銀座商店街ならではの名物メニューや「お刺身バイキング」など、わかりやすい特徴をもったお店が紹介されます。テレビ的に"わかりやすい"というのは、"画になって""食べてみたい"と思わせるということです。

そのあたりの事情や舞台裏について、戸越銀座銀六商店街振興組合の理事長・亀井哲郎さんに、根ほり葉ほり、いろいろお話を聞いてみることにしました。

後編では「戸越銀座オリジナルブランド商品づくり」「ブームを先取り、ゆるキャラ誕生」「コロッケ&戸越銀座流オープンカフェ方式」など、美味して楽しい"戸越銀座の看板"の数々をご紹介しながら、その話題づくりと評判づくりの裏側をご紹介します!

〈後編に続く〉

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