テレビに取り上げられる理由=戸越銀座流"看板づくり"
私の予想通り、東京イチ長い戸越銀座商店街は、直近1年で、もっともテレビに露出する商店街になったわけですが、特に、1)2)のタイプの露出増が顕著です。
では、「なぜ戸越銀座がテレビに取り上げられるようになったのか!?」ですが、ひと言でいうと、戸越銀座は「看板」の作り方が上手いのです。
実際の看板も特徴的ですが、私が言いたいのは、"名物"とか"シンボル"といった意味の"看板"です。看板は宣伝広告の原点です。遠くからでも、人目について、目立つことが目的です。
戸越銀座のグルメレポートでは、「変わり種コロッケ」や「から揚げ」などの戸越銀座商店街ならではの名物メニューや「お刺身バイキング」など、わかりやすい特徴をもったお店が紹介されます。テレビ的に"わかりやすい"というのは、"画になって""食べてみたい"と思わせるということです。
そのあたりの事情や舞台裏について、戸越銀座銀六商店街振興組合の理事長・亀井哲郎さんに、根ほり葉ほり、いろいろお話を聞いてみることにしました。
後編では「戸越銀座オリジナルブランド商品づくり」「ブームを先取り、ゆるキャラ誕生」「コロッケ&戸越銀座流オープンカフェ方式」など、美味して楽しい"戸越銀座の看板"の数々をご紹介しながら、その話題づくりと評判づくりの裏側をご紹介します!
〈後編に続く〉
- なぜ戸越銀座ばかりがテレビに取り上げられるのか? 日本で一番テレビに露出する商店街の「話題」と「評判」のつくり方(後編) (2014.05.22)
- なぜ戸越銀座ばかりがテレビに取り上げられるのか? 日本で一番テレビに露出する商店街の「話題」と「評判」のつくり方(前編) (2014.05.21)
- 「お前はもうゲームセットだ!」は空振りでも、野球バカはドラマのここに注目している! (2014.05.09)
- 「介して伝える」から「直接伝える」へ---デジタル・ジャーナリズムにみるPR発想のクリエイティブ展開 (2014.04.15)
- 70秒で勝負が決する世界---新・3大デジタル・ジャーナリズムの勃興 (2014.03.31)
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木暮太一の「経済の仕組み」「超入門 資本論」【第2回】 労働者は、なぜしんどいのか? (2014.05.23)
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牧野 洋の「メディア批評」「吉田調書」で特報を放った朝日はエゴスクープと決別できるか? (2014.05.23)
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川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」ドイツ国民の7割が「どうでもいい」と考えるEU議会選挙 (2014.05.23)
