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【社会】

名駅での乗り換え楽に 名鉄と近鉄、連絡IC定期発売へ

 名鉄と近鉄は22日、名古屋駅で両社の鉄道路線にまたがる連絡IC定期券を9月から発売すると発表した。定期券が一枚となり、両社の駅ホームに直結する連絡改札口を利用できるようになる。

 名鉄は「manaca(マナカ)」、近鉄は「ICOCA(イコカ)」というIC乗車券を発行し、昨年3月から両社の相互利用が始まった。ただし通勤や通学の区間が両社の路線にまたがる場合、IC定期券はそれぞれ購入する必要があった。

 名古屋駅の名鉄と近鉄のホームを直結する連絡改札口は、IC定期券だと2枚を合わせて読み取ることができず、通行できなかった。このため名古屋駅で名鉄から近鉄に乗り換えるには、いったん名鉄のIC定期券で名鉄の改札を出た後、近鉄のIC定期券で近鉄の改札から入らなければならなかった。

 遠回りになるため、両社には改善を求める声が寄せられていた。両社は「乗り換えに不便をかけていた。連絡定期券ができれば解消できる」と話す。磁気定期券なら連絡改札口を通れるが、ICカードは名鉄の定期券全体の9割を占めるまで普及している。

(中日新聞)

 

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