すばらしいアクションですねー。

東洋経済オンライン佐々木編集長、ニューズピックスへ:朝日新聞デジタル


大手メディアの記者・編集者はガンガン移籍するといいと思うよ

佐藤氏が頻繁に報じている通り、大手のスター記者・スター編集者がベンチャーに移籍するという流れは、海外ではかなり強いトレンドになっています。超ワクワクします。

ウォール・ストリート・ジャーナルからフェイスブックに移籍した編集者とは?」「デジタルジャーナリズムの2つの方向性とは? 海外スター記者が続々と新メディア立ち上げ」という記事でも紹介したように、海外では大手メディアから新興メディアへの移籍、大手メディアからの独立、そして今回のように新興メディアから大手メディアへの移籍と、人材流動性のあるように見えます。

NowThis News編集長、CNNへ移籍 人材流動性のある海外メディア - メディアの輪郭

日本ではなかなか進まない感じもしますが、昨今の市況を考えると、ベンチャー側が「年収2500万円出すからうちの会社の編集長になってくれ!」というオファーを出すことも考えられます。実際、NewsPicksはそんな感じなんじゃないでしょうか。ユーザベースは実直に儲かっているみたいですし。どでかい資金調達も控えているのかも。

実際、スター編集者・スターライターの生産性は、凡人クラスに比べると数百倍に達します。それは、東洋経済オンラインを爆発的に成長させた佐々木編集長の手腕からも明らかです。大手メディアは破格の高年収らしいですし、それ考えると、佐々木編集長クラスで年俸5000万円でもそんなに不思議ではありません。

世代にもよるが、”高収入組”の朝日などでは20代後半で年収1000万円の大台を超え、30代半ばで1200万円、40代前半で1300万~1400万円もザラだ。最近では若手の給料は減り、30代前半になって1000万円を超えるケースが多いようだが、それでも同世代の平均年収の倍以上である。縮小傾向だが、さらに社宅や家賃補助があるケースも。そんな中、最高の特権と言えば、「ハイヤーでの送り迎え」だ。

新聞記者 ハイヤーで合コンの女の子送って帰るのは当たり前│NEWSポストセブン


本気でメディア業界を変えたい方は、大手メディアから独立して、自分でメディア立ち上げるのをおすすめします。今は市況がいいので、実績がある方なら1000万円くらいのお金はすぐに付くでしょうし。まずは自己資金で立ち上げて、スケール段階に達したら億単位の調達をする、とかもありです。あぁ、ホントワクワクする時代ですねぇ。超面白い。革命起こせる。


日本のデジタルメディアはまだまだ穴だらけです。その穴を本気で埋めに掛かるプレーヤーが出てきたら、業界を変えることができますし、金銭的にも儲かるはずです。衰退傾向の大手メディアに在籍しつづけるより、よっぽどワクワクすると思うんですけどねぇ。


個人的に注目している人々

個人的に動向を注目しているのは、佐々木編集長の移籍を報じた朝日新聞の記者、古田大輔さんです。


同じく朝日新聞の藤谷さんも動いたら面白そう。「朝日新聞ソーシャルメディア・エディター」とか、すでに肩書きからして面白い。


この方も朝日新聞ですね。データジャーナリズム方面でご活躍の武井さん。日本初の本格的データジャーナリズムメディアとか立ち上げてほしい。


某通信社のシステムエンジニア、赤倉さん。そろそろ本気でデータジャーナリズムやりましょうよ〜。


最後に、大穴中の大穴は現代ビジネスの瀬尾編集長でしょうか。瀬尾さん飛び出したら超面白いだろうなぁ。


個人的に注目している、デジタル時代の若手編集者4人」でまとめていますが、若手はすでに飛び出してフリーランス、起業家となっています(小川君はサラリーマンになるらしいですが…)。大熊さんなんかも骨太で、これから化けます。ラジおこしの編集長も熱い。さぁ、上の世代もぼくら若手に追随してください。やるなら今でしょう。