ブログ記事がつまらないとしたら「内輪感」のせいなんじゃなかろうか

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なにやらTwitterが騒がしいと思ったら、発端はこんな記事だったようです。



常時系さんみたいにまぁ良くも悪くも水面に石をドボンとできる人も必要ですね。

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確かに商品絶賛系記事は、うーん・・・

元記事では言い方の問題もあって、イラっときてる人もいたようですが、私は賛成できる部分もあるなぁと思います。

「イベントに行った」「特定の人だけしか参加できないイベントでした」「メーカーさんのスライド説明の写真です」「一般発売前に触りました」「新機能がすごい」「他の有名ブロガーさんと同じところにいます」「こんなお土産もらいました」「βブロガーです」みたいなそんな流れが大半でしょうか。
で、結局どの記事を見ても全く同じ流れで書いているから、本当にその商品がいいか全くわかんない。
むしろ、最初見た時はいいなと思ってたのに、そうやって繰り返し同じような記事を見るもんだから、「これはいわゆる提灯記事か・・・」と思いだして、そうなってくると商品自体もうさんくさく感じてきて、とりあえず買った人の感想待機になるわけです。

のあたりとか。
他人のブログが好きでよく読んでる人ほどこういう気持ちになるのでしょうね。
常時系さんは直接は言わず「引く」とかの表現を使っていますが、私は「イベントに行った」「特定の人だけしか・・・」の上の流れの記事はぶっちゃけ読んでて面白くないなぁと思っちゃいます。

言うなれば、他校の文化祭のステージを見てる感じ

高校生のころに、他校の文化祭とかに行くじゃないですか。そうすると、自分の通ってる学校と違う非日常感とか、だれがカワイイとかイケメンとか、あいつ部活の大会でよく見るやつだとか、そういうので盛り上がりますよね。
一方、他校の文化祭のステージってそこまで楽しめないと思うんですよ。私は楽しめないです。
今回話題に上がっている「商品絶賛系の記事」にも似たような部分、内輪感があるんですよ。

内輪感があると、自分は蚊帳の外でつまんない

他校の文化祭のステージは、その学校の生徒が司会とかやって、たとえばお笑いコンテストなんか開かれたりして、「英語の先生のモノマネしまーす!→一同ぎゃはは」みたいなノリですよね。
そうなると、他所から来た人間はそのステージ自体はなんとも面白くないんですよ。内輪ネタなんだもん。
文化祭はそれで良いですよ。じゃあブログのほうはどうでしょうか。
イベントに行ってないひとから見て、「自分も行った気になれる記事」だと楽しんで読めるし、そこで発表された商品も発売されたら買ってみようかなと思うわけですよね。
ところが、常時系さんの言うような「絶賛系」になると、記事自体がこっち向いてないんですよ。参加者同士、そこに招待されたor当選した有名アルファブロガー同士、内輪の盛り上がりを見せられてる感があるですよ。
そうなったら、読んでるほうが「引く」のもうなづける。
もちろん書き手には、書き方を選ぶ権利があります。
広く不特定多数に向けて記事を書く権利。そして内輪ネタを書いて盛り上がる権利。それは書き手の自由です。他人がとやかく言う問題じゃない。
同時に、読み手にもそれを「面白い」とか「つまらない」とか言う権利があるのではないでしょうか。もちろん誹謗中傷とかはナシで。大人なんだから。
・・・ただし、私はこう思うんです。

書き手も読み手も「相手を選べる」んだよ

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誰かの記事を見て、「面白くないなぁ」と思ったとしますよね。
でもそれって、その記事のターゲットが自分じゃなかっただけの話なんですよ。
あなたがたまたま見たブログ記事がつまんなかったからといってそれに文句を言うのは、本屋に行って興味のないコロコロコミック立ち読みして、内容がおもしろくなかったからって編集部に電凸するようなものですよ。お門違いですよね。
逆にブログを書く人間の視点でいうと、広く読まれたいなら内輪感は消すべきだと考えます。さらに、特定の誰かに届けたいなら、その人との内輪感を出せばいいという、ブログテクニックを得られるわけです。
この「自分がターゲットじゃない」という考え方、私はすごく大事だと思います。これ、是非覚えといてください。



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