ＡＳＫＡ容疑者 毛髪からも「陽性」反応

5月23日 4時06分

覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕されたＣＨＡＧＥａｎｄＡＳＫＡのＡＳＫＡ容疑者の髪の毛から、覚醒剤を使ったことを示す反応が出ていたことが分かり、警視庁は覚醒剤を使った疑いでの立件に向けて詳しく調べています。
ＡＳＫＡ容疑者は逮捕容疑を否認しているということです。

「ＣＨＡＧＥａｎｄＡＳＫＡ」のＡＳＫＡ、本名、宮崎重明容疑者（５６）は知人の栩内香澄美容疑者（３７）が住む東京・港区のマンションで、先月、２度にわたって覚醒剤を隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されました。
東京・目黒区のＡＳＫＡ容疑者の自宅の書斎からは、十数回使用できる量の覚醒剤とみられる粉末のほか、微量の覚醒剤が付着したとみられる空の小袋などが見つかっていて、警視庁は覚醒剤を使った疑いでも捜査を進めています。
その後の調べでＡＳＫＡ容疑者らから髪の毛数十本の提出を受けて鑑定を進めた結果、覚醒剤を使っていたことを示す反応が出ていたことが警視庁への取材で新たに分かりました。
髪の毛の鑑定は過去に薬物を使用していたかどうかを調べるもので、細かく分析することでおおよその使用時期などが確認できるということです。
ＡＳＫＡ容疑者らは逮捕されたあとの尿検査でも覚醒剤の陽性反応が出ていることことから、警視庁は覚醒剤を使った疑いでの立件に向けて、詳しく調べています。
２人は現在も逮捕容疑を否認しているということです。