ネット上では長らく「最強」の名をほしいままにしていた「味覇」。今回新たに紹介した「万能調味料」たちを使えば、自炊レベルがさらなる高みに到達するかも…
今年4月、ドレッシングなどを製造する共栄食糧(香川県)が、炒める、煮る、焼く、かけるなど、様々な調理法で本格的な味が再現できる「万能調味料」(和風・洋風・中華風の3種)を発売し、話題になっている。
また、2ちゃんねるの料理スレでは中華調味料の「味覇(ウェイパー)」が大人気で、「すごすぎワロタ」「チャーハンにも野菜炒めにも使える」など神扱いとなっている。
いずれにせよ、世の中にはまだまだ知らない「万能調味料」がたくさんありそうだ。そこで今回は、『ウワサの会社クックパッドの社員力』などの著書があるフード・アクティビストの松浦達也さんに、一人暮らしの男子の食卓をきらびやかに彩るオススメの「万能調味料」5選を教えてもらった。
その結果は以下の通り。すべて、大手スーパーやネット通販などで購入できるものだ。
●醤油麹
焼く前に少し漬けるだけで、肉が超やわらかくなる。野菜、魚にも合うので使い勝手がいい。一撃で味が決まる感動は、塩麹のうま味では物足りないという方にぜひ味わってほしい。
●泉州玉ねぎドレッシング
射手矢農園という大阪の玉ねぎ農家の商品。類似品は数多くあるが、これは知る人ぞ知るブランド玉ねぎを使っており、味が別格。肉、魚、サラダと何にでも合い、女の子を口説ける一品。
●ゆずすこ、しょうがすこ
福岡の高橋商店が販売している液体辛味調味料(「すこ」の「す」は酢、「こ」はこしょうから)。ゆずの酸味、しょうがのさっぱり感が美味しい。牛肉よりは鶏肉や豚肉料理に使うのがオススメ。
●BBQ RUB
アメリカで人気のBBQ用のスパイスミックス。あらかじめ肉に塗り込んでおいてから焼く。自分でブレンドして好みの味を探すのも楽しい。今春から国内メーカーも日本BBQ協会が監修した商品で参戦。
●煎り酒
江戸時代から伝わる調味料で、日本酒に梅干しなどを入れて煮詰めたもの。刺身、豆腐、蕎麦などの和食に合ううえに、ドレッシングのベースにも。料理好きな人はハマるはず。
箸が震えるような最強のラインナップ、いかがだろうか。松浦さんによれば、「塩麹ブームが去りつつある今は、調味料戦国時代。各メーカーが次のヒットを狙ってしのぎを削っています」とのこと。
つたない料理を救ってくれる理想の万能調味料。まだ見ぬアナタを探す旅に出たくなりました。
(石原たきび)
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