集団的自衛権問題がかまびすしい。
憲法9条においては、戦争の放棄は明確である。
その件に関しては
前にも書いたが、いよいよ米国の圧力は大きいのだろう?
誰がどのように反対しても、歴史の流れはいよいよそういうことになるのだろうか?
米国のポチである日本は、国際的に見ればきちんとした独立国家とはいいがたいと思えるが、
国際的におかれている立場から見れば、紛れも無く大国であり、その存在感は大きい。
それにもかかわらず、国連から見れば、「敵国条項」は厳然として存在していて、
対外的には軍備を持たない、特殊な独立国家である。
武力行使においては、米国との安全保障条約を頼りにし、
核の、戦争への抑止力は、非核三原則を堅持しながら、米国の核搭載艦の戦力に頼る。
核を「持ち込まない」といいながら、その辺はオブラートに包んで、曖昧模糊として表現
することにより、核の傘の下にいるのかどうかは定かではないという抑止力として
発揮させている。誰でも、日本に核兵器が存在していることを認めながら、、、、
それでも、何十年か後になる、長崎、広島のあの日はやってくる。
言葉には表せぬ阿鼻叫喚を目の当たりにした人の歴史は、時間の流れに飲み込まれてゆく。
あれが、阿鼻地獄と叫喚地獄というそのままであろうことは、そこに生を持たない私でも
想像がつく。
軍備をもたない独立国家は、国家としての要件を満たしていないのは誰でも解ること。
であるが、防衛権の行使は9条下でも使えるし、外国から侵略を受けたら、それを排除するのは
警察権の行使の範囲であろうか。
集団的自衛権は、同盟国としての軍事行動をするための条件として必要である。
それには9条改正は必須であると思う。9条は温存して集団的自衛権を行使することは
憲政の歴史に汚点を残すことになるのではないだろうか。
国家の要件が、軍備を持つことには、反対をする人はいないだろう。
自衛隊を国防軍に改称して、憲法9条を改正して、それで国家といえると思うが、
それに賛成する諸君は、、、、、、、、、
徴兵制に反対してはならない、、、という論理を正しく理解してほしいと思う。
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Posted at 2014/05/15 18:15:31