黄海付近の大青島近くの韓国の海軍艦艇(4月1日) Agence France-Presse/Getty Images
【ソウル】韓国国防省は22日、韓国と北朝鮮が南北境界水域付近で砲撃を交わしたと明らかにした。韓国側での被害等は報告されていない。
韓国国防省の当局者によると、現地時間22日午後6時ごろ、北朝鮮が南北境界水域を越えて、韓国領・延坪島の南西約14キロ付近の韓国海域に2発の砲弾を撃ち込んだ。
砲弾は延坪島周辺で哨戒活動をしていた韓国艦艇の近くに撃ち込まれ、韓国艦艇が数回にわたって応射したという。
韓国は延坪島の住民を避難所に避難させるとともに、付近の漁船に港に戻るよう命じた。