5冊目「三佐さん提案する」
人気MMORPG、〈エルダー・テイル〉。
その数多い魅力の中でも、最も華々しく、また、困難であるもの。
大規模戦闘。
通常6人の仲間で行動するこのゲームの例外。
24人、ときには96人ものプレイヤーが入り乱れる、戦闘でなくもはや戦争と言うべき冒険だ。
勝利すれば、多くの経験値と希少なアイテム、そして何より栄誉を手に入れることができる試練。
しかし、そのリターンに対して、当然リスクも大きいのが、大規模戦闘である。
〈エルダー・テイル〉日本サーバー最大の戦闘系ギルド〈D.D.D〉。
サーバーで最も大規模戦闘に力を入れているとされるこのギルドで、今、勝利の栄光を掴み損ねた一団が帰還した。
「……これで4度目か……」
「……やっぱ、急造メンツじゃ無理なんじゃね?」
「大規模戦闘は廃人専用ってことか……」
「少なくとも、カンストしてから挑めってことかもな……」
「ってか、人多すぎ。敵多すぎ。わけわかんないでやんすよ……」
木霊のように小さく寄せては返す弱音を振り払うように、ことさら明るい声が響く。
「……ほ、ほら。みなさん、落ち込むことはありませんわ! 大規模戦闘なんて、試行錯誤してなんぼですのよ。初めてでうまくいくだなんて、そんなのごく一部の廃人かバケモノプレイヤーくらいのものですもの。私だって初めてのエリアは戸惑うことばかりです」
「そうそう。コイツ、実はこう見えてテンパり娘さんでさあ。もう突発でトラップとか喰らうと……」
「あ、アンタは黙ってなさい! ……とにかく……」
声の主、金髪の〈妖術師〉、リーゼは、言葉少ない面々を見渡した。
自分と、副班長である〈武士〉を除く全員が、〈D.D.D〉に入って日の浅いメンバーだ。
レベルも上限段階には程遠く、〈エルダー・テイル〉のプレイヤーとして、まだ中堅の領域に足を踏み入れたかそうでないか、といったところ。
新人育成担当であるリーゼは、このギルド初心者メンバーを引き連れて大規模戦闘クエスト「バグズポッドの結界」に挑んだ。
このクエストはは大規模戦闘コンテンツの中でも難易度の低いものとして知られ、レイド初心者御用達のクエストである。
だが、難易度が低いとはいえ、レイドコンテンツでは、通常のパーティプレイと大きく異なる技術や経験を要求される。
結果として、リーゼ率いる部隊は、善戦むなしく攻略に失敗した。その回数、4度。
いずれも、クエストの討伐対象にすら辿りついていない。
今日にいたっては強行軍で2度挑戦したが、いずれも中ボス程度のエネミーに敗北する状態であった。
もっともこれは、特に珍しいことではない。
大規模戦闘は水物で、幾度の失敗を経てようやく攻略方法を見出すのが一般的だ。
加えて、このメンバーはまだ経験不足の上に連携不足。
足並みが揃わず、能力を互いで封じあっているような状態である。
確かに、徐々に動きは変わってきている。数度挑めば攻略も見えてくるだろう。
しかし。
そういった「プラスの面」よりも、敗北した、ろくにEXPが得られない、アイテムのドロップも目ぼしいものがないといった「マイナスの面」がわかりやすいが故に、メンバーのモチベーションは確実に低下していた。
そもそも、大規模戦闘は手間と時間がかかる。
1ゾーンの攻略に長ければ1時間単位の時間を要することもあり、24人の日程を調整するだけでも一苦労だ。そして、そこに至るまでのアイテムの用意や、特技の検討といったことも必要である。
それだけの準備を行い、失敗が何度か続けば、それは士気が落ちるのもやむを得ない。
1度でも大規模戦闘の成功を体験すれば、リターンがコストに見合ったものであることを認識できるのだろうが、このメンバーの多くは大規模戦闘のクリアを未経験である。
(……思った以上に落ち込んでますわね)
(ここは下手に励ましても逆効果だな。いったん仕切り直すか)
一応、EXPやドロップアイテムがほとんど得られないからといって、全くプレイヤーたちに得るものがないわけではない。
ギルド公認で大規模戦闘に参加した場合、レイドアイテム獲得点と呼ばれるポイントがメンバーには加算される。
これは、大規模戦闘で獲得したアイテムを分配するときのオークションで使うことのできるポイントであり、溜めて、別の大規模戦闘に参加したときに使用することもできる。
しかし、大規模戦闘のアイテムと交換できるという性格上、アイテムを獲得できなかった負け戦に参加した場合には、作戦成功時と比べて得られるポイントは目減りする。
その話題を持ち出しても、彼らの落ち込みをカバーできないと判断して、リーゼは解散を宣言した。
本来ならば、次回に繋げる反省会を開くべきところであるが、やむを得ない状態だった。
「みなさん、少しずつ大規模戦闘の動きを身につけてらっしゃいますわ。攻略もそう遠い話ではありません。今日はお疲れでしょうし、次につなげる話は明日以降にしましょう」
ばらばらと戻ってくる返事は、いずれもが力ないものだった。
◇ ◇ ◇
「……ということがあったのですわ。実際問題として、初心者向けの大規模戦闘訓練メンバーから、何人か脱落者が出ています。補欠の希望者はそれなりにいますから人数はカバーできますが、そのたびに連携の練度は下がりますし、問題ですわ」
〈D.D.D〉のスタッフ会議の中で、リーゼはため息をついた。
超巨大ギルドである〈D.D.D〉では、全メンバーを集めた会議など開けない。
このため、定期的に中核スタッフによる会議を開き、その結果をギルドサイトに掲載することで、数多いメンバーの情報共有を図っているのである。
「モチベーションの低下か」
「むう。軟弱でゴザルな! 数度の敗北で挫けるとは……これだからゆとり世代は!」
「いや、ゴザル。アンタも大概若手じゃない」
「拙者はゆとりの揺り戻しでゆとれなくなった詰め込み系のさらに下の世代でゴザル。この口調も古典回帰の現れ!」
「ゆとれねェって何語だよっ?!」
「……先輩、狐猿、ユタ、話を本題に」
「「イエスマム!」」
「ぐ。この真面目っ子めェ」
戦術立案担当スタッフの高山三佐が、脇道に逸れかけたメンバーを一言で制止する。
彼女は、よく言えば個性派、悪く言えばてんでばらばらのメンバーに手綱をかけられる数少ないスタッフである。
リーゼは個人的に彼女のことを好きではなかったが、今回ばかりはその対応に感謝した。
「ところで、りっちゃん、今までそういう話はなかったけど、何で今回そんなに苦労してるの?」
「以前もこの傾向はありましたわ。今回は連携に手間取り、失敗回数が重なっているので、特に士気の低下が目立っているだけです。たまたまこれまで、目に留まらなかっただけだと解釈すべきですわ」
「やっぱり、外部のレイドコミュニティでそうしているように、レイド初心者は上級者の中に混ぜてプレイするのがいいんじゃないのでしょうか?」
「それは無理だな。初心者の世話をしながら指揮ができるような人間は、〈D.D.D〉にだって多くないんだ。総大将、姉御、高山女史、坊主がフォローに回ったリーゼのお嬢をいれても、まあ10人前後ってとこだろう」
「な、なんで私だけ条件つきなのですか!」
「リーゼ。落ち着いて」
「ぐぐ……し、失礼しました、御主人様」
「そういうところが条件つきなんだが……まあいい。平時だったらそれでも回せるだろうが、今は『新皇の帰還祭』と『武天帝の遺産』の発見で人手不足だ。新人の世話に人をつける余裕はないだろ」
日本サーバー最大の戦闘系ギルドである〈D.D.D〉において人材不足が問題になるというのも妙な話であるが、これは大規模戦闘で指揮をとれる人間の希少性に起因する。
大規模戦闘は参加こそ「頭数がそろえば」可能であるが、実際に高難易度のクエストを攻略しようとなれば、大人数を統率し、効率よく運用する「指揮官」が必要となる。
一般的な大規模戦闘では、参加者24人のうち、指揮をとることになるのは多くて4人程度。
つまり、上の例では1回の大規模戦闘に参加すると、指揮される「兵士」としての経験は20人が得られるのに対して、「指揮官」としての経験を積むことができるのは4人だけということになる。
そもそも、大規模戦闘に参加する手間や下準備を考えれば、「兵士」として参加した経験を持つプレイヤー自体が貴重な存在だ。まして、「指揮官」の経験者となれば、貴重を超えてサーバーの中においても希少なプレイヤーである。
故に、「指揮官」経験者は以後も「指揮官」として大規模戦闘に参加し続けることになり、結果的に雪だるま式に経験が増加して、熟練の「指揮官」はごく一部の人間に限られることになるというわけだ。
大規模戦闘においては参加者の日程調整が最大の苦労を伴うとされているが、その中でも「指揮官」役の確保は最も重要なポイントだった。
「兵士」の頭数が揃っても「指揮官」が足りないせいで作戦が実行できないことすらある。
「初心者を上級者に混ぜて出撃させるってことは、それだけ必要となる指揮官の確保日数が増加する。そんな余裕があるなら、新しい大規模戦闘クエストに指揮官を振り向けたい……ってわけね」
「その通りだよ、姉御。もたもたしてたら、また〈黒剣〉や〈西風〉に幻想級をかっさらわれちまう。本当ならリーゼのお嬢にだって、指揮役として最前線に出てもらいたいくらいなんだぜ? なあ、総大将」
「だが、新規プレイヤーの増強は必須だ。それが〈D.D.D〉と他ギルドの違いでもある。リーゼはそちらに専念してもらうよ」
「ってことは、現状では、新人に気配りのできるりっちゃんが、できるだけ多くの初心者を連れて訓練に行くのが、一番効率がいいってわけか。難しいところね」
次々と意見が飛び出すのは、ボイスチャットにおける会議の強みである。
普段ならば「クラスティさまと×つけるなら、ソウジロウかミチタカか、いやアイザックもありですよね。順番はどうしましょうか~」とか、「三佐さんに罵られ隊でもリアルにやられたらマジへこむでゴザルよね」とか「リーゼちゃんマジ可愛い机叩いて『ひっ?!』って言わせたいぜい」とか「MAJIDE変する5秒前!」とかくだらないバカ話で終始するギルドルームでの会話だが、仮にも〈D.D.D〉は日本サーバー最大の戦闘系ギルドである。
必要とあらば、真剣な議論を戦わせることも当然あるのだ。
「初心者を中心とした部隊の挑戦が減らせない以上、作戦失敗の可能性を減らすための方策は打ちにくいと考えますわ。ならば、いざ失敗してしまった後にも、モチベーションを低減させないための仕組みを検討できるとよいのでしょうが……適切な対応が思いつかなかったのです。何か知恵を拝借できないでしょうか」
「現在の枠組みでは、作戦に失敗するとレイドアイテム獲得点の入手量が減りますが、その点を修正します?」
「そいつあどうかな? 作戦に失敗したってことは、ポイントで交換すべきレイドアイテムが獲得できないってことだろう。商品が増えないのに通貨だけが増えるのはうまくねえと思うぜ」
「それに、一律で配るんだったら、あまりモチベの改善には意味がなさそうでゴザル。そういう枠組み、ってだけで、ありがたみを感じにくいのではないでゴザろうか」
多くの意見が挙げられては反論されていく。
その中で、しばらく発言のなかった高山三佐が、ぽつりと言葉を漏らした。
「……つまり、作戦に失敗すると、ドロップアイテムや評判、EXPといった、適切な行動の強化子が少なくなる。そこをどう下支えする、ということですか」
「なんか、山ちゃんが難しいことを言い出したんだけど、どうしよう、そこのゴザル」
「ふむ。オペラント条件付けか。スキナー箱のエサには何を据える? 基本に忠実にトークンかい?」
「しかもなんかギルマスには通じてるでゴザルよ!?」
「お見通しですか。お人が悪い。ならば、隊長が提案してくださればいいのに」
「いや、君の言葉で思い出しただけさ。プロフェッショナルの前ではおこがましいよ。任せる」
「……お、おおおお二人だけで勝手に話を進めないでくださいませんこと!?」
頷き合う三佐とクラスティに、リーゼが上ずった声でツッコミを入れる。
その爆発寸前の気配を察して、リーゼの隣に座っていた〈武士〉が思わず立ち上がりかけた。
しかし、三佐はさして気にする素振りも見せず、淡々と言葉を返す。
「失礼。心理学に基づく学習技法に、トークン・エコノミーというものがあります。これは、行動心理学で言う自発的行動条件付けの応用なのですが、対象の適切な反応に対して報酬として代用貨幣を与えることで、その適切な行動を自発的に取る頻度を高める技法です。代用貨幣は消費することで、対象の嗜好する物品との交換や、行動制限解除といったメリットを受けることができるよう取り決めておくことで、代用貨幣はその価値を担保されることになります。いわゆる「馬の前にニンジンをぶら下げる」に近い方法ですが、「対象が直接的に欲しがっているもの」を報酬としないことがポイントですね。通常の強化子……ごほうびのことですが、それと比べて、代用貨幣は飽きられにくく、かつ「それ自体を収集する」という動機が生まれやすいメリットがあります」
「……ごめん山ちゃん。3行でお願い」
「つまり、
奨励すべき行動には、わかりやすいごほうびがあるべきである、
ということです」
「理屈はよくわかるが、高山女史。実際問題として、どうそれを生かす?」
「たとえば……こんなのはどうでしょうか」
三佐のプレイヤーがチャットモードでとあるページのアドレスを張り付けた。
拡張子からすると画像ファイルである。
リンクを開いた全員が、言葉を失った。
「……こ、これは……っ」
「なん……だと?」
「……山ちゃん……これ……」
「な……っ」
「皆さん、どうかしましたか?」
「いや、続けてもらえるかい?」
皆の反応に怪訝さを感じたのか、しばし沈黙した三佐に、クラスティが言葉を促す。
「これは、私が以前いた職場で使っていたものですが、こういった「がんばりましたシール」を作り、優秀な行動をとったメンバーに代理貨幣として配布するのです。作戦失敗時にもわかりやすい「ごほうび」としてモチベーションになりますし、それを作戦後の反省会と絡めれば、皆が落ち込んで会が開けないということもなくなるでしょう。また大規模戦闘特有の行動の取得も早くなることが期待できます。配布条件は、平均レベルが一定以下大規模戦闘に挑み、敗北した場合として。代理貨幣の用途は難しいところですが、大規模戦闘の優先参加ポイントへの加算や、大規模戦闘でのドロップアイテムオークションで利用できるというのはどうでしょう。次の大規模戦闘参加への誘引にもなります」
三佐の説明を半ば聞き流して、全員が注目していたのは、彼女の提示した画像データ。
そこには、エプロン姿の二頭身キャラが、「がんばりました」のフリップを持つ姿が描かれたイラストがあった。
釣り目がちで、ショートカットの姿。
それは、どこからどう見ても、〈エルダー・テイル〉における「高山三佐」のモデリングと酷似していた。
「……山ちゃん、質問」
「あ、先輩、申し訳ありません。わかりにくい説明だったでしょうか。一気に話してしまって……」
「いや、その……そうじゃなくて……このイラスト、誰が描いたの?」
「私ですが」
沈黙。
それをどう勘違いしたのか、高山三佐はそそくさと暫定公開ファイルを消去した。
「失礼しました。確かに上手な絵ではありませんし、ギルドにはイラストの上手な方もいるでしょうから、その方にデザインを任せるとして。職場で描いたのも、子供たちにせがまれて仕方なくであって、決して絵に自信があったりするわけではないので念のため。ですが、視覚化して溜めておけるように、代理貨幣は単なるポイントではなくこのような形がよいのではないかということでお見せしただけです。ええ。その点だけは誤解なきようお願いします」
(お、おい保存したか今の!)
(まさかの三佐てんてー直筆画! 当然永久保存版でゴザルよ!)
(……ムキー! 今のムーブは絶対にワザとですわ! このこびこび系泥棒猫ー!)
(いや、これが計算だったらどんな役者だよ!)
自分の回りで繰り広げられるプライベート会話に気付かず、三佐は心なしか早口で弁解をする。
そこに。
「いい案だな。日程調整担当、アイテム管理班はシールの利用方法について検討を。シールの配布要件は、三羽烏で検討しておいてほしい。あと、高山三佐には、提案者として、イラスト案の作成を頼もう。まあ、仕事に差し支えるといけないからね。今見せてくれたものの服装を、〈エルダー・テイル〉風にアレンジしてくれればそれでいい」
何食わぬ口調で、クラスティは提案されたアイディアを肯定した。
だが、高山三佐以外の全員は気づいている。
この男、絶対にこの展開を面白がっている、と。
「……そ、そうですか? その程度ならば、さほど時間もかかりませんが……私などの絵で構わないのでしょうか。もっと美麗な絵の方が動機づけとしての誘因も強いかと。というか、私のイラストのままでよろしいのでしょうか? 私は新人育成担当ではないのですが」
「も、問題ないと思うぜい!」
「そうでゴザル! むしろイイ!」
「……ぐぐ」
「お嬢、おすわり。クラスティさんがGOサイン出したんだぜ?」
「ぎぎぎぎぎぎ」
「くくっ、りっちゃん南無」
「お姉様まで笑わないでくださーい!?」
……かくて、高山三佐さん提案の「がんばりましたシール」は後々検討期間を経て制度化され、〈D.D.D〉でひと波乱を巻き起こすことになるのだが、それはまた、別の話である。
◇ ◇ ◇
「お、原稿完成おつかれさま……って、山ちゃん? なんで私まで描いてあるの!? しかもこの縦ロール、りっちゃん?」
「わ、わたくしもですの!?」
「配布基準を決めたのは私たち三人ですから、連帯責任です。質問、反論は許可しません。これは決定事項です」
「そこで自分のちょっといい台詞をネタにするか山ちゃん?! ……と。どうしたの、りっちゃん。急に黙りこくって」
「べ、別に! なんでもありませんわっ。イラストを描いてもらったからってぜんぜん嬉しくなんてないんですからねっ!」
「ふーん、へー、ほー」
「な、何ですかお姉様そのリアクションは!」
「喜んでもらえたならば幸いですよ」
「う、嬉しくなんてないっていってるのですわムキー!」
(三羽烏揃い踏みMAJIDE!?)
(こ……これは、隠れファンクラブの皆に知らせなければでゴザルよーっ)
(ああ、うちの御大将のしたり顔が見えるようだぜ……)
◇ キャラクター紹介 ◇
狐猿(暗殺者LV90)
数多い〈D.D.D〉のスタッフメンバーの一人。
通称「ゴザル」。某ニンジャ漫画にあこがれてゴザル口調ロールを徹底している変人。
気は優しくて優秀なプレイヤーであるが、語尾がすべてを台無しにしている残念くん。
〈D.D.D〉三羽烏隠れファンクラブ所属。
基本ミーハー。
+注意+
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