ソニーTV事業分社化、7月1日発足の新会社名はソニービジュアルプロダクツに

　7月1日を目処にテレビ事業の分社化を決定しているソニーは5月22日、テレビ事業を運営する新会社名をソニービジュアルプロダクツ株式会社と発表した。代表取締役社長には、現ソニー 業務執行役員 SVP ホームエンタテインメント&サウンド事業本部長の今村昌志氏が就任する。

　ソニービジュアルプロダクツでは、テレビ事業を支える販売会社と本社間接部門の固定費削減を実施する予定で、「外部環境の変化による影響を最小化する事業構造を構築する」という。

　また、4Kを含む高付加価値戦略を一層推進。「需要等の環境変化に迅速かつ柔軟に対応できるオペレーションを確立し、2014年度にテレビ事業の黒字化を見込む」としている。

　ソニーは22日に、2014年度の経営方針説明会を開催。その中でテレビ事業分社化の詳細が発表された。これを含む、経営方針説明会の内容については、別記事でレポートする。