中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

広島ヤフオク8連敗 交流戦は鬼門

2014年5月22日 紙面から

8回裏、3連打を浴びて勝ち越しを許した永川勝(左)=ヤフオクドームで(出月俊成撮影)

写真

◇ソフトバンク2−1広島

 ソフトバンクは1−1の8回、代打・中村と明石の連打で無死一、三塁とし、今宮のこの日2本目となる適時打で勝ち越した。岡島が4勝目。広島は2番手の永川勝が誤算で、ヤフオクドームでは2010年から1分けを挟んで8連敗。

 やはり交流戦は“鬼門”なのか。リーグ戦までの勢いがパタリと止まった鯉打線。得点は8回の犠飛による1点だけ。交流戦開幕からの2戦連敗は4年ぶりで、ヤフオクドームでは2010年から1分けを挟んで8連敗となった。

 主導権をつかむチャンスはあった。0−0の6回、先頭の木村が中前打で出塁したのをきっかけに、1死一、三塁。ここで4番のエルドレッドに打席が回ったが、最悪の遊ゴロ併殺。野村監督は「走者を置いての併殺がね。一番期待していたところだから」と嘆いた。

 交流戦に入り、エルドレッドは別人になってしまった。交流戦前の巨人との3連戦では13打数6安打、3本塁打の8打点と爆発していたが、ソフトバンクとの2連戦では7打数無安打。指揮官は「打席の中で波が激しすぎる」と話し、新井打撃コーチも「彼は毎日分からない」と首をかしげた。

 4年連続で負け越し中の交流戦。まだ始まったばかりだが、連敗スタートはチームに重い空気を漂わせる。23日からの次カードはパ・リーグ首位のオリックス戦。「連敗した中で、いかに結果を出すことができるか。あさっては楽しみにしている」。打線が野村監督の期待に応えるのを祈るしかない。(菅藤学)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ