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【プロ野球】新井貴が同点弾、ゴメス決勝弾 阪神打ち勝った2014年5月22日 紙面から
◇阪神7−6オリックス阪神が逆転で乱打戦を制した。1回に鳥谷の適時打などで2点を先行。3−6の6回は代打・新井貴の2ランなどで同点。9回にはゴメスの8号ソロで勝ち越した。安藤が2勝目、呉昇桓は11セーブ目。オリックスは6連勝で止まった。 打った瞬間、ソレと分かる一発だった。同点の9回2死走者なし。阪神の4番・ゴメスはボール1からの2球目、狙いすましたかのように、佐藤達が投じた147キロのど真ん中ストレートをフルスイング。打球は猛虎ファンの待つ左翼5階席まで届いた。 「ゲームの終盤だったので、とにかく塁に出るために(バットの)芯でとらえることだけを考えていた。手応えは十分。勝ちに直接つながる働きができて最高です」。ゴメスは笑顔いっぱいでヒーローインタビューに答えた。 7回1死一、三塁のピンチでリリーフしたベテラン安藤が後続を断ち、イニングまたぎでゼロに抑えた後だけに、なおさら貴重な本塁打。ベンチに戻ったゴメスは安藤と抱き合って喜んだ。 「あれしかない当たり。4番として決めるところは決めてくれて」と和田監督は値千金の一発を喜んだ。 指揮官は続けて、代打・新井貴の一発を勝因に挙げた。5回に榎田をリリーフしたばかりの鶴が初球を安達に3ランされて、勝ち越された。その後の6回、1死一、三塁から代打・坂の遊ゴロで1点を返した直後、代打の新井貴が初球を左翼席へ同点2ランした。 「新井の一発は大きかったなあ。3ランを打たれた後、すぐ追いつけたのが大きい。(新井は)今年はポジションも変わって(代打)大変だろうが、1打席、1球にかける集中力はすごいものがある。ゴメスと新井。いろいろな意味で大きな1勝だよ」と和田監督は2人をたたえた。 広島時代の2005年5月21日の楽天戦以来となる代打本塁打に、新井貴は「スライダーでしたね。あの場面、どんどんいこうと思って、積極的に打ちにいきました。いいホームランになってよかった」と顔を紅潮させながら、会心の一発を振り返った。 新旧の4番がそれぞれに役割を果たしての勝利。近年、交流戦連敗スタートが多かっただけに、流れを変える勝利でもあった。 (宮脇渉) PR情報
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