悩みは特にありません。

小麦粉のことはメリケン粉って呼びたい派。

シゲルシゲルシ。

なんだろうな。わたしのブログに来る人の検索ワードは「頭突きされて奥歯が」とか「自転車で失禁 限界」とか「ビックリするぐらい霊が見える」とかさ、なんだかわからないけど大変そうな人ばっかりなんだよ。人生っていろいろあるよね。霊が見えるだけでもただ事じゃないのにビックリするぐらい見えるんだもん。大変だよね。心中お察しします。

あと「松崎しげる」というワードは週イチペースで出てくるんだよ。「松崎しげる2014」「松崎しげる 誕生日」「松崎しげる 結婚」「松崎しげる しげる」ってね。みんな松崎しげる氏に夢中なんです。最後の人はどうしちゃったのかな。どうしてしげるを二回繰り返しちゃったんだろう。しげるへの愛が、溢れる愛のメモリーがあなたの指を暴走させちゃったんですか?

こんなにも愛されてる松崎しげるがうらやましい。しげる氏って呼んだらなんか回文じゃないのに回文っぽいしさ。これってずるくないですか?
わたしの持ってないものをすべて持っている松崎しげる。例えば人々のハートを揺さぶる歌声。太陽に選ばれし男とでも呼びたくなるようなあの肌の色味。わたしは顔が青白過ぎて体調が絶好調の時も「どうした? 吐きそう?」とか心配されるの。もしわたしが松崎しげると偶然映画館で隣の席になって、お話しをする機会があってもこんな顔色悪いあるあるを共有できないんだって思うとさびしい。なんだか心の中を、冷たい風が吹き抜けていくみたい。たまらなくさびしい。
わたしのさびしい心なんてお構い無しに、今日もまた誰かが「松崎しげる チョコ」みたいなキーワードでわたしのもとにやってくるよ。あんたら松崎しげるのことが知りたくてたまらないんだね。お前の持つ松崎しげるの全知識をぶちまけろよこのクソボケがって思ってるんでしょう。
でもわたし松崎しげるのこと実はあんまりよく知らないんだよ。強いて言えば左利きらしいってことと、ずっと昔織田裕二のドラマ『お金がない!』に出ていたことぐらいしか知らないんだよ。『お金がない!』は織田裕二がサムバディトゥナイする前(踊る大捜査線に出る前の意)のドラマなんだけど、主演が織田裕二で共演者が東幹久と松崎しげるでさ、なんか野性味をもって野性味を制すみたいな意図だったんだろうけどね。第一回の放送観てまず、うわ黒いなッて思ったよね。最終回までずっと、うわ黒いなッて思いながら観てた、うん。
最近のヤングたちにとって織田裕二は主に世界陸上で声が裏返る人、という認識なのかもしらんけどわたしにとっては織田裕二といえばあのドラマなもんでね、ついうっかり「いまわたし織田裕二ぐらいお金がないんだよ」とか言っちゃうのよね。そんでさ、ヤングに「いや織田裕二はお金持ってるでしょ……芸能人なんだし……」みたいなこと言われるわけ。寺地さんバカなの? みたいなね。
うん。ごめんね。いつのまにか織田裕二の話になっちゃったよ。ごめんなサムバディトゥナイ。オチがいつも投げやりだね。