事件【PC遠隔操作事件“真犯人”出廷(5)完】自作自演バレて「シラ切る、認める、死ぬ」の3択に…「1秒で死ぬこと考えた」+(1/2ページ)(2014.5.22 14:12

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【PC遠隔操作事件“真犯人”出廷(5)完】
自作自演バレて「シラ切る、認める、死ぬ」の3択に…「1秒で死ぬこと考えた」

2014.5.22 14:12 (1/2ページ)
 片山祐輔被告

 片山祐輔被告

 (10:31~10:36)

 《4人が誤認逮捕されたパソコン(PC)遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害罪などに問われた、片山祐輔被告(32)の第9回公判。かたくなな無罪主張を覆し、罪状を認めた片山被告への質問は、弁護側から検察側に移った》

 《大野勝則裁判長や弁護側の質問では、口ごもる場面も見られた片山被告だったが、次第に緊張がやわらいだのか、口調が滑らかになっていく》

 《検察官は、これまでの無罪主張から一転し、遠隔操作ウイルス事件での威力業務妨害やハイジャック防止法違反などの罪を認めた経緯を尋ねる》

 検察官「今まで被告は自分ははめられたと主張してましたね。関与を認めたのはなぜですか」

 被告「真犯人を語ったメールが自作自演だとバレたからです。そのとき、私にはシラを切り通す、全て認める、死ぬという3つの選択肢がありました。月曜日(19日)は1秒で死ぬことを考えました」

 検察官「シラを切り通そうとは思わなかった?」

 《片山被告は、自作自演のメールを送信した証拠となるスマートフォン(多機能携帯電話)を荒川の河川敷に埋めた。その様子を尾行していた捜査員に見られていた》

このニュースの写真

片山祐輔被告の裁判で東京地裁に入る佐藤博史弁護士(左)らによる弁護団=22日午前、東京都千代田区(宮崎裕士撮影)
片山祐輔被告の裁判には多くの傍聴希望者が詰めかけた=22日午前、東京都千代田区(宮崎裕士撮影)
片山祐輔被告の裁判には多くの傍聴希望者が詰めかけた=22日午前、東京都千代田区(宮崎裕士撮影)
片山祐輔被告の裁判で東京地裁に入る佐藤博史弁護士(左)らによる弁護団=22日午前、東京都千代田区(宮崎裕士撮影)

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